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事業場におけるリスクアセスメントの実施は、安全分野を中心にマニュアル等が整備されているが、労働衛生分野のハザードは化学物質など一部しか取組み方法が整備されていない。 平成25年度を初年度として厚生労働省が示している第12次労働災害防止計画においても「メンタルヘルス、腰痛、熱中症等の労働衛生分野についてもマニュアル等の整備を進め、リスクアセスメントの実施を促進する。」とされている。 そこで、委員会を設置し、事業場での暑熱環境の実態や対策を調査し、それらの結果を踏まえながら、熱中症の基礎知識、暑熱作業に関するリスクアセスメントの考え方、事例等をまとめた。
写真 報告書の表紙 全文(1ページ~41ページ)(PDF 3,624KB) 全文(42ページ~102ページ)(PDF 4,112KB)
表 リスクアセスメントの事例
本マニュアルでは、いくつかの重要なかつレベル分けが可能な要因に注目してリスクを見積もり、全体のリスクを評価することとした。
リスクの見積りは次の手順で行う。(事例は表参照)。
また、リスク要因ごとのリスク低減措置について解説し、残留リスクへの対応については、個人差への配慮も含めた方法について記載している。