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自動化生産システムの非定常作業における安全対策のためのガイドライン(1997(平成9)年12月22日基発第765号)は、その前年度当協会でまとめた「非定常作業における安全衛生対策に関する調査研究(自動生産システム)」を基に策定されたものである。 その後各関連団体・企業においてはガイドラインに沿って労働災害防止対策を進めているところであるが、ガイドライン策定以来20年近くが経ったことから、産業構造や就業形態の変化、法令改正、リスクアセスメントの普及などをふまえた現状に即したものになるようガイドラインの見直し案を作成した。
全文(PDF 2,858KB)
ガイドラインの見直し案の作成にあたっては、自動生産設備を主力にした製造業の代表として自動車製造業を選定し、この業界の関係者をメンバーとする委員会を設置した。この委員会において近年の自動車製造業の労働災害について情報収集をし、現状や課題等について確認した。あわせて、効果的な安全化を図るための参考資料を関係各社より収集した。
図1 資料の一例 「作業前リスクアセスメントシート」(PDF 2,858KB)
図2 災害事例の一例(PDF 2,858KB)