第37回アジア太平洋労働安全衛生機構(APOSHO)年次会議(マレーシア、シャーラム)の開催結果

中災防は、従来からアジア太平洋地域の労働災害防止関係団体の国際組織であるAPOSHO活動に参画しています。2023年はマレーシアで対面方式で開催されました。

開催期間
令和5年10月24日(火)~27日(金)

開催場所
マレーシア、シャーラム

主催団体
MSOSH (マレーシア労働安全衛生協会)

会議概要
10月24日(火)と27日(金)は APOSHO会員のみが参加する部内会合が開催されました。10月25日(水)、26日(木)に一般の方々が有料で参加できる研究発表が開催されました。

発表プログラム
発表プログラムの概要は https://aposho2023.my/about-aposho-2023/
をご覧ください。なお、技術発表においては、中災防職員2名が発表しました。

APOSHO部内会合
10月24日(火)、管理開発委員会(豪NSCA Foundation)、会員審査委員会(豪NSCA Foundation)、OSHMS委員会(香港IOSH- HK)、コミュニケーション委員会(韓国KOSHA)、教育訓練委員会(タイSHAWPAT)、健康ウェルビーイング委員会(マレーシアMSOSH)がそれぞれ開催されました。括弧書きの団体は委員会の委員長です。管理開発委員会及び会員審査委員会の委員長はAPOSHO年次会議主催団体が就任する慣習となってましたが、昨年の総会での議論により開催団体の負担軽減の観点から、豪NSCA Foundationが委員長として就任しました。
10月27日(金)、APOSHO年次総会が開催されました。各委員会からの報告の後、各種議題についての議論を行いました。 新会員について、以下の1団体が正会員、2団体が関係団体として認められました。
(正会員)Occupational Health and Safety at Work Association (OHSWA)
(関係団体)The Royal Society for the prevention of Accidents(ROSPA)
(関係団体)International Network of Safety & Health Professional Organisations(INSHPO)

またAPOSHOがオーストラリア・アデレート市で非営利団体として正式に登録された。それにより4名(豪NSCA Foundation 2名、豪WHS Foundation 1名、スリランカWHSA 1名)からなる理事会が創設された。併せてガバナンス委員会が設立された。APOSHO憲章の改正についても承認されました。

次回の第38回APOSHO年次会議は、タイSHAWPATの主催により2024年11月14日(木)~11月17日(日)にバンコクで開催されます。

諸外国の安全衛生団体等との交流に戻る。

前のページに戻る