過去のトピックス

第62回日本労働衛生工学会において、当センター職員が以下の発表を行いました。

1. シンポジウム 「知識を知恵に!化学物質リスクマネジメントにおける専門家の役割と提言」 産業医からの提言
(発表者:圓藤 吟史)
2. 演題名 リスクアセスメント対象物質のばく露濃度測定方法に関する検討(1)
リン酸トリ-n-ブチルの個人ばく露濃度測定法の検討
(発表者:山田 愛)
3. 演題名 リスクアセスメント対象物質のばく露濃度測定方法に関する検討(2) ジシクロペンタジエン
(発表者:井上 舞香)
4. 演題名 リスクアセスメント対象物質のばく露濃度測定方法に関する検討(3) 分析方法の改良
(発表者:田代 富子)

当センター職員が「大久保利晃産業保健研究奨励賞」を受賞しました。

業績名 自律的化学物質管理に役立つ「ばく露の見える化」のためのばく露モニタリング手法の開発
(公益信託 産業保健研究奨励基金)
受賞者 石井健太

第61回日本労働衛生工学会(実行委員長:当センター職員 東久保 一朗)において、当センター職員が以下の発表を行いました。

1. シンポジウム グリーンプリンティング認定制度を活かした自律的化学物質管理
(発表者:圓藤吟史)
2. 演題名 騒音ばく露計を用いたB測定方法の提案
(発表者:東久保一朗)
3. 演題名 ニトリロ三酢酸の個人ばく露濃度測定法の検討
(発表者:山田愛)
4. 演題名 N-イソプロピル-N´-フェニルベンゼン-1,4-ジアミンの個人ばく露濃度測定法の検討
(発表者:田代富子)

第49回産業中毒・生物学的モニタリング研究会において、当センター職員が以下の発表を行いました。

1. 演題名 尿中ベンジルアルコールの測定法の開発と生物学的モニタリングの有用性について
(発表者:石井健太)

当センター職員が執筆した論文が掲載されました。

タイトル Development of a method to determine workers’ personal exposure Levels to glyphosate
著者 Kenta Ishii, Akito Takeuchi,Osamu Nishinoiri,Ginji Endo,Mariko Ono-Ogasawara
雑誌名 Journal of Occupational Health,64:e12345,2022
リンク先 https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/1348-9585.12345

第42回作業環境測定研究発表会/第60回日本労働衛生工学会において、当センター職員が以下の発表を行いました。

1. 演題名 溶接ヒュームの濃度測定を実施して
(発表者:湯浅映里)
2. 演題名 グリホサートの個人ばく露濃度測定法の検討
(発表者:石井健太)

第62回近畿産業衛生学会において、当センター職員が優秀演題賞を受賞しました。

1. 演題名 労働衛生検査用混合標準液の開発
(発表者:平野眞由美)

第94回日本産業衛生学会において、当センター職員が以下の発表を行いました。

1. 演題名 尿中ナフトール濃度が高値を示した抗うつ薬服用例
(発表者:石井健太)

当センター職員が執筆した論文が掲載されました。

タイトル Simple and reliable method to simultaneously determine urinary 1‐ and 2‐naphthol using in situ derivatization and gas chromatography‐mass spectrometry for biological monitoring of naphthalene exposure in occupational health practice
著者 Akito Takeuchi, Sadao Nakamura, Akira Namera, Tomoaki Kondo, Hiroyuki Onuki, Shinobu Yamamoto, Shingo Okamura, Osamu Nishinoiri, Yoko Endo, Hiroyuki Miyauchi, Ginji Endo
雑誌名 Journal of occupational health, 62: e12144, 2020

当センター職員が執筆した記事が掲載されました。

タイトル 有害化学物質・分析法 3,3'-ジクロロ-4,4'-ジアミノジフェニルメタン(MOCA)
著者 石井健太
雑誌名 作業環境 41(3):50-56,2020

第59回日本労働衛生工学会及び第40回作業環境測定研究発表会において、当センター職員が以下の発表を行いました。

演題名 作業環境中3,3'-ジクロロ-4,4'-ジアミノジフェニルメタンの新規測定法の開発
(発表者:石井健太)

第59回日本産業衛生学会近畿地方会おいて、当センター職員が以下の発表を行いました。

1. 演題名 ビデオばく露モニタリング(VEM)による騒音曝露の「見える化」
(発表者:宮内祐介)
2. 演題名 有機溶剤が共存する作業場における酸化プロピレンの作業環境測定事例
(発表者:青木敦史)

当センター職員が執筆した論文が掲載されました。

タイトル 作業環境中 3,3'-ジクロロ-4,4'-ジアミノジフェニルメタン(MOCA)の新規測定法の開発
著者 石井健太, 西野入修, 竹内靖人, 海福雄一郎, 山本忍, 宮内博幸, 圓藤吟史
雑誌名 作業環境 40(3):46-53,2019

当センター職員が執筆した論文が掲載されました。

タイトル Direct methyl esterification with 2,2-dimethoxypropane for the simultaneous determination of urinary metabolites of toluene, xylene, styrene, and ethylbenzene by gas chromatography-mass spectrometry
著者 Akito Takeuchi,Akira Namera,Norihito Sakui,Shinobu Yamamoto,Kenji Yamamuro,Osamu Nishinoiri,Yoko Endo,Ginji Endo
雑誌名 Journal of occupational health,61(1):82-90,2019

第58回日本労働衛生工学会において、当センター職員が、以下の発表を行いました。

測位システムを活用したばく露位置モニタリングの試み(宮内祐介)

第58回近畿産業衛生学会において、当センター職員が、以下の発表を行いました。

測位システムを活用したばく露位置特定の試み(宮内祐介)

第91回日本産業衛生学会において、当センター職員が、以下の2題の発表を行いました。

当センターでは、今後も産業衛生に活用できる技術の開発を継続していきます。

  1. tert-ブチルアルコール取扱い作業者の健康影響と生物学的モニタリング指標(第1報)(発表者:竹内靖人)
  2. 化学物質管理におけるビデオばく露モニタリングの活用事例(発表者:宮内祐介)

3,3'-ジクロロ-4,4'-ジアミノジフェニルメタン(MOCAまたはMBOCA)の個人ばく露濃度測定の受託を始めました。

MOCAは、特定化学物質(第2類物質)であるため、作業環境測定や特殊健康診断を行う必要があります。これらに加えて、個人ばく露濃度測定を行うことにより、さらに詳しいリスクアセスメントを行うことが可能となります。そこで今回、当センターではMOCAの個人ばく露濃度測定の受託を始めました。詳しくは分析測定室までお問い合わせください。なお、尿中MOCAの測定についても受託しております。

当センター職員が、優秀演題賞を受賞しました

第57回近畿産業衛生学会において、当センター職員が、以下の2題の発表を行いました。

そのうち、宮内祐介が発表した「ビデオばく露モニタリングによる化学物質のばく露状況の把握について」の内容が高く評価され、優秀演題賞を受賞しました。

当センターでは、今後も産業衛生に活用できる技術の開発を継続していきます。

  1. 尿中オルト-トルイジンのルーチン分析のためのGC-MS分析の開発(発表者:青野宏美) 尿中オルト-トルイジンの測定はこちら
  2. ビデオばく露モニタリングによる化学物質のばく露状況の把握について(発表者: 宮内祐介) ばく露の見える化「VEMサービス」はこちら

尿中アンチモンの測定の受託を始めました

平成29年6月1日に特定化学物質障害予防規則等が改正され、三酸化二アンチモンが新たに規制対象物質(特定第二類物質)となりました。これにより、三酸化二アンチモンの製造・取り扱い業務に常時従事する労働者に対して、健康診断を行うことが義務付けられ、一次健診項目の一つとして医師が必要と認める場合に、尿中アンチモンの測定を行うことと定められました。

そこで、当センターでは尿中アンチモンの測定の受託を始めました。詳しくは分析測定室までお問い合わせください。

尿中3,3'-ジクロロ-4,4'-ジアミノジフェニルメタン(MOCAまたはMBOCA)の測定を行っています

平成29年4月1日付の特定化学物質障害予防規則の改正により、MOCAに係る特殊健康診断の項目に、膀胱がん等尿路系腫瘍を予防・発見するための項目が追加されることとなりました。医師が必要と認める場合は尿中のMOCAの量の測定も行うこととされています。

大阪労働衛生総合センターでは以前より尿中のMOCAの測定を行っています。詳しくは分析測定室までお問い合わせください。

尿中オルト-トルイジンの測定の受託を始めました

平成29年1月1日に特定化学物質障害予防規則等が改正され、オルト-トルイジンが新たに規制対象物質(特定第二類物質)となりました。これにより、オルト-トルイジンの製造・取り扱い業務に常時従事する労働者に対して、健康診断を行うことが義務付けられ、一次健診項目の一つとして医師が必要と認める場合に、尿中オルト-トルイジンの測定を行うことと定められました。

そこで、当センターでは尿中オルト-トルイジンの測定の受託を始めました。詳しくは分析測定室までお問い合わせください。

尿中1-ナフトールおよび2-ナフトールの測定の受託を始めました

平成27年11月1日に特定化学物質障害予防規則等が改正され、ナフタレンが新たに規制対象物質(特定第二類物質)となりました。これにより、ナフタレンの製造・取り扱い業務に常時従事する労働者に対して、健康診断を行うことが義務付けられ、二次健診項目の一つとして、尿中1-ナフトールおよび2-ナフトールの測定が挙げられています。

そこで、当センターではこれらの測定の受託を始めました。詳しくは分析測定室までお問い合わせください。

尿中フッ素の測定方法の変更について

当センターでは以前より、尿中フッ素の測定を行っておりましたが、依頼の増加に伴い、この度、イオン電極法からヘッドスペース・ガスクロマトグラフ(HS-GC)法に測定方法を変更いたしました。

HS-GC法は、信州大学 医学部 衛生学公衆衛生学講座(野見山哲生教授)と共同開発した方法で、第54回近畿産業衛生学会で発表も行っております。 HS-GC法を用いることにより、測定値の精度および検体処理能力が向上いたしました。

特定化学物質障害予防規則等の改正に係る尿中代謝物等の測定について

特定化学物質障害予防規則等が改正され、平成26年11月1日に施行されました。

クロロホルム,四塩化炭素,1,4-ジオキサン,1,2-ジクロロエタン,ジクロロメタン,スチレン,1,1,2,2-テトラクロロエタン,テトラクロロエチレン,トリクロロエチレン及びメチルイソブチルケトンは、これまで有機溶剤として規制されていましたが、発がん性を踏まえて、今回の改正により、特定化学物質の第2類物質の「特別有機溶剤等」に移行となりました。

これらのうち、スチレン,テトラクロロエチレン及びトリクロロエチレンについては、それぞれ尿中マンデル酸量,尿中トリクロロ酢酸量又は総三塩化物量(テトラクロロエチレン及びトリクロロエチレンともに)の測定が、健診項目の一つとして挙げられています。

なお、それ以外の物質については、現在のところ尿中代謝物等の測定義務はありませんが、メチルイソブチルケトンについては、日本産業衛生学会から尿中メチルイソブチルケトンが、ばく露指標(生物学的許容値)として提案されています。

当センターでは、これらの尿中代謝物等の測定を行っております。詳しくは分析測定室までお問合わせください。

尿中3,3'-ジクロロ-4,4'-ジアミノジフェニルメタン(MBOCA)の測定を行っています

厚生労働省より出された「特殊健康診断の健診項目に関する調査研究委員会報告書」において、尿中3,3'-ジクロロ-4,4'-ジアミノジフェニルメタン(MBOCA)の測定は、「一次健診項目とすることを早期に検討すべきである」と報告されています。

そこで今回、当センターでは尿中MBOCAの測定法を開発し、受託測定を始めました。 現在のところ、尿中MBOCAの測定義務はありませんが、リスクアセスメントを行う際には有益なものです。

なお、開発した測定法は、学術誌(Journal of Occupational Health)にも掲載予定の信頼性の高い方法です。

詳しくは分析測定室までお問い合わせください。

尿中1,2-シクロヘキサンジオール(シクロヘキサンの尿中代謝物)の測定を行っています

尿中1,2-シクロヘキサンジオールは、シクロヘキサンやシクロヘキサノンのばく露指標として、ドイツ(DFG:Deutsche Forschungsgemeinschaft)や米国 (ACGIH:American Conference of Governmental Industrial Hygienists)から提案されています。

また、シクロヘキサノンのもう一つのばく露指標としてACGIHが提案している、尿中シクロヘキサノールについてもご依頼をお受けしています。

尿中1,2-シクロヘキサンジオールおよびシクロヘキサノールの測定は、自主的なリスク管理に取り組まれている事業場様のお役に立つものと思われます。詳しくは分析測定室までお問い合わせください。

新健診項目(尿中コバルトおよび尿中マンデル酸)の測定について

平成25年1月1日に特定化学物質障害予防規則等が改正され、インジウム化合物,コバルト及びその無機化合物,エチルベンゼン(塗装業務が対象)が新たに規制対象物質として加えられました。これにより、これら物質を取り扱う作業者に対して、健康診断を行うことが義務付けられ、血清インジウム量,尿中コバルト量,尿中マンデル酸量の測定が、それぞれの健診項目の一つとして挙げられています。

当センターでは、尿中コバルト量および尿中マンデル酸量の測定を行っています。また、血清インジウム量の測定についても、当協会の労働衛生調査分析センターで行っています。詳しくは分析測定室までお問い合わせください。

特殊健康診断における尿中ヒ素化合物の新測定法について

平成21年の特定化学物質障害予防規則等の改正により、特殊健康診断の項目として、形態別尿中ヒ素化合物量の測定が義務付けられました。これは、従来の尿中総ヒ素分析では、食事由来のヒ素化合物の影響により、正確なばく露評価が出来ないという問題があったためで、改正により形態別ヒ素化合物として、亜ヒ酸,ヒ酸及びモノメチルアルソン酸の合計量の測定が必要となります。

このたび、当センターでは無機ヒ素(亜ヒ酸およびヒ酸)およびモノメチルアルソン酸を対象とした分析法を開発し、より低料金で測定することが可能となりました。開発した分析法は、学術誌(Journal of Occupational Health)にも掲載された信頼性の高いものです。

シックハウスに関連する、ホルムアルデヒド、揮発性有機化合物の分析、その他化学物質、金属類の分析依頼を受け付けています。
また、化学物質リスクアセスメントに対応したばく露測定調査を行っています。

お問い合わせ

中央労働災害防止協会(中災防)大阪労働衛生総合センター
労働衛生検査室
TEL:06-6448-3788 FAX:06-6448-2263
E-mail:osaka@jisha.or.jp