お問合せ
中央労働災害防止協会(中災防)
技術支援部
国際課
TEL 03-3452-6297
FAX 03-5445-1774
E-mail: kokusai@jisha.or.jp
お知らせ
国からの委託事業であった 「国際安全衛生センター(JICOSH)」 が2008年3月末をもって廃止されました。 永らくのご利用ありがとうございました。 同センターのサイトに掲載されていた個別の情報については、中災防WEBサイトの国別、分野別情報にリンクして取り込んでおります。
中災防では、国連の関係機関であるILOや、アジア太平洋労働安全衛生機構(APOSHO)等、いくつかの国際会議に参加しているほか、アジア太平洋地域を中心とした諸外国の安全衛生機関・団体などとの交流・情報交換を行っています。
APOSHO(Asia-Pacific Occupational Safety and Health Organization)は、アジア太平洋の労働安全衛生関係の団体が、情報交換と相互理解・協力を目的として加盟し、構成している組織です。 設立は 1985年8月で、中災防は第2回会議(1986年)から役職員を派遣しています(日本で唯一加盟、正会員)。常設の事務局は存在せず、APOSHOの憲章に基づき、投票権を有する加盟団体による互選によって、事務局長が選出される形となっています(オーストラリアNSCA Foundation理事長のバーニー・ドイル氏が2017年9月の総会で2018年度からの事務局長として選出されました)。 2022年12月1日現在、正会員(31団体)、準会員(2団体)、関係団体(11団体)及び名誉会員(25名)が APOSHO構成メンバーとなっています。
APOSHOは、年一回APOSHO会員の持ち回りでAPOSHO会議を開き、会員限定の部内会議を開催するとともに一般の方々が参加できるアジア地域を中心とした各国・地域の労働安全衛生問題に関する2日間程度の研究発表を行っています。
中災防は、従来からアジア太平洋地域の労働災害防止関係団体の国際組織であるAPOSHO活動に参画しており、近年参加した過去の会議の概要と今後の予定は以下のリンクのとおりです。
世界労働安全衛生会議は、ILO(国際労働機関)及びISSA(国際社会保障協会)の2つの国際機関の共同主唱によって、1955年にイタリアの ローマで第一回の会議が開催されました。この世界会議は、知識や経験等の情報を交換することを通じて、労働災害防止の文化を発展させることに資することを目的としています。会議は3年おきに開催されており、各国の労働安全衛生分野の政府関係者のみならず、労使団体の代表、労働安全衛生や社会保障分野の専門家など、幅広い関係者が出席しています。過去の会議の状況や今後の開催予定は以下のリンクのとおりです。
中央労働災害防止協会(中災防)は、厚生労働省からの委託を受けて、全国産業安全衛生大会の前日の2017年11月7日(火)に兵庫県神戸市にて、日中両国の安全衛生分野の情報交流と労働災害の削減を目指して、日中両国の安全衛生に関する問題について討議する第5回日中安全衛生シンポジウムを開催いたしました。
中央労働災害防止協会(中災防)は、2017年3月8日(水)、中国(蘇州市)にて日中両国の安全衛生に関する問題について討議するシンポジウムを開催いたしました。
IOSH香港(香港労働安全衛生協会)は、創立20年を迎え、香港のみならず世界各国の主要安全衛生関係機関・団体に寄稿を求めて、2020年10月にIOSH香港20周年記念誌を発刊しました。以下のリンクから記念誌を閲覧することができます。また、中災防理事長の英文挨拶も掲載されています。
令和元年11月12日(火)から14日(木)まで開催されたビジョンゼロサミット2019(フィンランド・ヘルシンキ)において中災防教育推進部長から基調講演として、「日本のゼロ災運動やJIS45100等の日本の安全衛生に関する取組状況」について説明しました。
中災防はAPOSHO加盟団体であるタイ労働安全衛生促進協会(SHAWPAT)からの依頼を受け、令和元年9月30日(月)に健康づくりに関する研修を実施しました。タイ労働省のワナラット安全衛生局長を団長とし、民間からの参加者を中心に約70名が来日しました。タイにおいては、肥満や高齢化が社会問題となっており、健康づくりについて関心が高まっています。そのような背景のもと、本研修においては日本における働く人の健康づくりの動向に関する講義や転倒予防のための実技を行いました。
令和元年7月5日(金)、英国安全衛生協会 (IOSH, Institution of Occupational Safety and Health)グローバル・エンゲージメント及びパートナーシップ部門責任者(Head of Global Engagement and Partnerships)のアラン・スティーブン氏(Mr. Alan Stevens)及び同協会国際担当(International Officer)ジセラ・デリック氏(Ms. Gisela Derrick)が中災防を訪問しました。 この訪問を契機にIOSHと中災防との交流関係を構築することを目的に、同氏による英国の労働安全衛生動向等に関するプレゼンテーション「英国における労働安全衛生の動向とIOSHの取組み(PDF 1,327KB)」の実施や中災防職員とAPOSHO東京開催などについての意見交換を実施しました。 アラン氏の講演の中で、英国は世界トップレベルの死亡災害発生率の低さと2012年ロンドンオリンピック関連施設の建設工事において死亡災害ゼロを達成したことが紹介されました。英国では「リスクを発生させる人又は組織が、リスクを除去又は低減する責任を負う。」という大原則があり、注文者、施工元請、下請け、労働者、災害防止団体を含めた関係者により熱心に災害防止活動が行われていることが紹介されました。 2012年ロンドンオリンピック関連施設の建設工事の安全衛生対策については、日本の労働安全衛生研究所でも調査が行われ、その調査結果概要が同研究所のWEBサイトに掲載されています。
ISSA(国際社会保障協会)事務総長Mr. Konkolewsky(コンコルースキー氏)がIGSAP役員らとともに平成30年11月19日に中災防理事長を訪問し、Vision Zeroの世界各国における実施状況等について説明し意見交換を行いました。(コンコルースキー氏は、同日厚生労働省安全衛生部を表敬訪問し、翌20日IGSAP国際安全シンポジウムにてVision Zeroについて講演を行いました。)
タイ労働安全衛生促進協会(SHAWPAT)は、近年、ヴィジョン・ゼロ運動を積極的に推進しており、関係各国・機関に呼びかけてタイ・バンコクにて平成30年9月13日にヴィジョン・ゼロセミナーを開催しました。その概要は次のとおりです。
詳細(PDF 330KB)
香港職業安全衛生協会が、創立40周年を迎えられましたことにつきまして平成30年(2018年)に中災防八牧理事長から香港職業安全衛生協会理事長あてお祝いの手紙をお送りしました。
平成29年7月に実施される第50回韓国全国安全衛生週間に際して、中災防八牧理事長から韓国安全保健公団(KOSHA)理事長に対してお祝いのビデオメッセージを送りました。
いただいたビデオメッセージ(7分弱)は、第73回全国産業安全衛生大会 平成26年10月22日(水)総合集会第1部開会式で上映いたしました。
祝辞をいただいた旨は、第73回全国産業安全衛生大会総合集会 第1部開会式で、披露いたしました(平成26年10月22日(水))。
本セミナー事業は、厚生労働省から委託を受けて、平成19年度から平成22年度までに実施した事業です。
本事業は、ASEAN諸国をはじめとする諸外国における安全衛生対策や、わが国における安全衛生対策に関して、諸外国との意見・情報交換を行うことにより、わが国及びこれら諸国の労働安全衛生水準の向上を図ることを目的としています。
諸外国の関係団体からの訪問者を受け入れたり、諸外国の関係団体からの要請に応じて、セミナー講師を派遣したりしています。