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労働監督庁(SRT)の概要
(資料出所:国際安全衛生センター海外調査)
1.沿革
- よりよい労働リスクシステムを求める動きに相俟って、予防に重点を置く施策に転換するため、1995年に労働リスクシステムが制定され、1996年に施行された。そのときにすべての労働リスクを監督する機関としてSRTが設置された。
- 政府機関であるが、民間の保険会社であるアセグラドーレス(ART)の保険料収入で運営されており、ARTの保険料収入の30%(法定)がSRTの資金となっている。
2.組織
- 自立経済組織ではあるが、職員の身分は公務員である。
- 労働省内で予防や年金を担当している社会保障課の付属組織ではあるが、労働省の人事異動には含まれず人事交流もない。
- 職員数は300人で、そのうち医療関係、予防関係がそれぞれ80人である。予防関係には労働安全衛生のエンジニアが含まれている。残り140人はアシスタント業務に従事している。
- 支部はない。
3.業務内容
- 労働安全衛生に関する調査や審査を行う。法令・条例や規則の改定のうち小さいものはSRTから出されている(大きいものは労働省)。
4.組織名および所在地
- 現地呼称:Superintendencia de Riesgos del Trabajo
- 英語名:Superintendency of Labor Risk
- 住所:Florida 537,piso 11 C1005AAK Bs. As
- Tel:011-4321-3500
- URL:http://www.srt.gov.ar/
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