国際安全衛生センターの業務は2008年3月31日をもちまして終了いたしました。ここに掲載されている情報は2007年度以前のものです。お問い合わせは,中央労働災害防止協会国際課までお願いします。
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研修事業

安全衛生セミナーの開催

安全衛生セミナーについては、日本がこれまでに培ってきた安全衛生技術を開発途上国等に移転することを目的として、日本の企業が多く進出しているアジア諸国等を中心として、各国の安全衛生関係団体の職員や企業の安全衛生担当者等を招いて毎年約10コースのセミナーを開催しています。

このセミナーは、各コースの定員が10〜13名程度で約2〜3週間の期間となっていますが、英語による講義や情報交換のほか夫々のコースに対応した日本の代表的な企業、工場、研究所等の現場視察や現場実習等も多く盛り込まれています。

セミナーへの参加者は、海外に進出している日系企業や各国の企業、各国で企業に対して安全衛生についての指導、教育等を行っている安全衛生団体に所属する管理者等となっており、参加者の申込、推薦は現在のところの各国の安全衛生団体等を通じて行うことになっています。

これまでに開催したセミナーとしては、安全関係では建設業安全管理、建設工事のセーフティアセスメント指導者養成、クレーン等の安全、ボイラー作業の安全管理、プレス機械の安全、労働衛生関係では化学物質管理、エルゴノミクス等のコースを開催しています。また、現地語によるKYTコースを実施するなど、今後もニーズに応じて新たなコースの開発を行うことを計画しております。

また研修生をスピーカーとして迎え、国内の安全衛生担当者を対象に世界の安全衛生事情を知る無料の特別講演会を定期的に開催しております。