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国際安全衛生センタートップ国別情報(目次) > オーストラリア NOHSC 全国労働安全衛生委員会 1997-1998年度事業計画概要
事業領域1 全国的意味を持つOHS問題の発生や深刻化の発見
  • 主要達成目標
    • OHSの主な流れ、相違点、争点といった、全国的意味を持つ諸問題の発生や深刻化をオーストラリアおよび世界の資料と研究に基づいて特定する。
    • 全国的に重要な問題を特定する際に考慮する要因は、以下の通り。
      • 問題の規模(重大な死傷や病気を引き起こす可能性、健康に対する影響の大きさの見込み、中小企業への影響、危険な職場の比率、影響を受ける産業の数、労働市場の問題を含む)
      • 問題が持続している理由(例えば、問題に対する知識が無いこと、効果的措置あるいは費用対効果の高い措置が無いこと、効果的措置が取られていないこと、効果の無い措置が取られていること、投入されている人的金銭的資源が不十分であること)
      • 措置を行うことを検討するための情報が十分であるかどうか
      • 措置の費用対効果の高さ
      • 労働災害防止に対して現在行われている努力の程度
      • 労働災害防止に対して現在行われている努力の配分


  • 1997-98年度配分
    • $740,000
  • 1997-98年度職員数
    • 7
  • 1997-98年度具体的達成目標
    • 全国的意味を持つOHS問題の発生、深刻化の発見に関する全国委員会への定期的報告書を準備すること。
    • 全国安全衛生委員会ウェブサイトにおいて報告書を公開すること。
    • 全国的意味を持つOHS問題を発見する助けとするために、全国委員会会員機関との協議機構を確立すること。
    • WHOとILOの「世界疾病負担(Global Burden of Disease)」事業に情報を提供すること。
    • 「州および企業におけるOHS全国資料(National Catalogue of State and Industry Based OHS Data)」の利用者の調査を実施し、必要に応じてその改訂を行うこと。
    • 炭坑内交通における全身振動に対する研究報告書を完成すること。
    • 「アウトソーシングの労働安全衛生に対する影響 オーストラリア衣料産業における工場内労働者と屋外労働者の比較研究」を完成すること。
    • 「対象を限定した措置が中小建築企業所有者、経営者、下請業者のOHSに関する行動に対して与える効果の評価(全国安全衛生委員会、クイーンズランド労働安全衛生局事業)」を完成すること。