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AUVAの安全活動

資料出所:Austrian Social Insurance for Occupational Risks(AUVA)発行リーフレット
We care for your safety !

(仮訳 国際安全衛生センター)



安全と保証

 オーストリア災害保険機関(AUVA)は、雇用主及び被雇用者の連携の下に運営されています。
 AUVAは、加入者が受ける人的苦しみや経済的損失を救済し、そして企業の経済活動効率を高める一翼を担っています。
 企業の協力は、これらの使命を遂行する上で大変重要なものです。職場安全には、高い投資と絶え間ない注意が要求されています。障害者の社会復帰には手を差し伸べる理解と寛容さが要求されています。「We care for your Safety(私達は皆さんの安全に大きな関心を払っています)」というのがAUVAのモットーですが、私達は皆さんが自分自身の問題としてこのように思って欲しいと願っています。
 400万人以上の人々がAUVAによって保証されています。このことは治療施設及び事務局にいるスタッフ同様、行政会議の政府職員に対しても大きな責任があることを意味しています。私達には大きな目標があります。教育の場及び労働の場には潜在的リスクがあるので、社会保証という安心を保障することです。
 危険を特定する事は危険を削減することを意味します。AUVAは加入者全員の連帯感にその基盤を置いています。何よりも第一に、このことが安全に目覚めるという連帯に繋がるのです。


AUVA

 AUVAは290万人の労働者及び130万人の児童、学生に対するオーストリア災害保険機関です。AUVAは年間18万人もの労働災害、職業性疾病の被災者のお世話をしています。毎年、色々な事故に遭った約30万人の人々をトラウマセンター及びリハビリテーションセンターで治療にあたっているAUVAは、労働災害及び職業性疾病の被災者又はその家族に対して7万2千件の補償を行っています。年間総予算は、約9億5千万ユーロです。2000年の加入者数は次の通りです。


加入者(保険対象者)



 これはAUVAのシンボルマークです。安全専門家のヘルメット、医療用車又は救急車、トラウマセンター又はリハビリテーションセンター等、このシンボルマークがあるところには、皆さんを助けようとする人々、助けることができる人々がいます。



法的義務

  • 労働災害の防止及び職業性疾病の予防
  • 労働医学
  • 労働災害の救急措置
  • 外傷治療
  • リハビリテーション
  • 補償
  • 調査研究

オーストリアのAUVA



保険のカバーする範囲

労働災害(労災)
ここでいう労災とは、保証対象の職業又は教育の場で一時的に何らかの原因により傷害を引き起こす予期されない外的出来事です。保証対象の職業又は教育に関連した活動、例えば会社、学校等への行き帰りも同様、この保証でカバーされています。
職業性疾病
職業性疾病とは、保証対象となる職業の場又は教育の場で発生した健康障害を言います。職業性疾病は、一般社会保証法の別添(Annex to the General Social Insurance Act)にリストアップされています。総則では、別添のリストにない疾病も保証対象とされていますが、この場合は業務起因性が証明されなければなりません。
(訳注)労働災害(労災)及び職業性疾病は、労働者及び児童・学生を含みます。


報告

労災及び職業性疾病は、報告が求められています。事業主又は教育責任者はAUVAに報告する事が、法により定められています。2000年のデータは次の通りです。



企業に対するサービス

 AUVAは、専門家によるアドバイス、訓練及び情報を提供します。AUVAは、労働安全衛生、作業工程及び作業現場、個々の保護対策、そして関係する法、規則及び基準に関するあらゆる疑問にお答えします。
 本部、4つの地域事務所及び5つの地方事務所の熟練した人員は、加入者のニーズに関心を持っています。安全専門家は、工場など現場を訪問し、安全問題に対する解決を模索するため、加入者に情報を提供し、アドバイスを行い、協力を行います。
 専門家は労働者に対して、安全衛生アセスメント、カウンセリング、教育訓練を提供しています。
 専門家は安全衛生防止対策活動を実行しています。この活動には、地域における広報宣伝、学校での安全訓練、緊急サービス体制との協力の下での効果的な救急処置等が含まれます。
 また、安全は、職場へ出張しても指導しています。地域的サービスは、全国どこでも求められているので、ビデオプレゼンテーション、訓練に加えて騒音や化学物質の測定及びその評価のために、特別な機材を積んだ車輌が用意されています。
 私達の災害防止サービス(Accident Prevention Service)は、処罰するための監督機関ではありません。協力的なカウンセリングにより、企業をサポートする機関です。


職業リスク防止及び安全調査研究

 人間らしい安全な作業環境を創るために、材料、器具、機械、作業工程等を調査します。安全技術試験調査研究センター(Safety Technology Testing and Research Centre)は、基本的調査研究を行って、専門家の意見を提案します。
 更に、技術安全研究所(Technical Safety Laboratory)(認定されかつ公的に認可された試験所)は、製造者、生産者向けの欧州統一規格試験を行います。


労働医学

 労働医学の一つの狙いは、職場での有害物に対する防護を行う事です。しかし、最近の労働衛生医学はそれだけにとどまらず、労働者個人と環境を広くカバーしています。職業性疾病の恐れがある加入者は、予防療法として、検査及びワクチンによる健康維持を行っています。


統計




安全についての学習

 安全を志向し、健康を意識した労働は、訓練によって生まれます。この目的のためAUVAは、数々のメディアを提供しています。
 AUVAの雑誌「Working Safely(原語:Sichere Arbeit)」及び「Safety Magazine(原語:Sicherheitsmagazin)」は、最新の情報を定期的に提供しています。リーフレット、ポスター、資料集、本、その他の情報等は、顧客が容易に利用可能です。
 AUVAは、充実した情報を提供するとともに、セミナー、訓練コース、会議などの時にあらゆる職業分野の情報のビデオなどを紹介しています。利用可能なトピックスは、幅広い職業分野をカバーしていて、ビデオは、購入又はレンタルにより入手できます。インターネットは、簡単に情報にアクセスでき、職場の災害防止に役立つものです。マウスクリックで簡単に一見でき、詳しい情報をダウンロードできます。


学校における安全

 児童、学生の安全は、AUVAによってカバーされています。この保証には授業中、休み時間中、又は遠足、スキー、特別週間行事、スポーツ週間といった行事中、学校、大学その他の教育学習活動等への行き帰り中に関する全ての事故が含まれています。この保証は、加入者には無料で行われています。




安全教育

 児童、学生に対する事故防止は、その将来の安全意識の基礎が幼年期及び青年期に育成されるので、大きな役割を果たしています。
 その指導者と同じく、児童、生徒に対してもAUVAは、安全教育の多くのメディアを用意しています。映画及びポスター、パンフレット及び漫画、チェックリスト、教育計画のためのアイディア及びその支援等です。


救急措置

 救急措置及び緊急サービスの質は、生死を分けるものです。AUVAは、労災事故後の効率的救急措置を確実にすることが法によって求められています。
 AUVAは、救急施設を設置し、そしてそのコースを組織化することによって、会社・工場を援助します。
 AUVAは、毎年4万4千人以上の救急ヘルパーを養成しています。このコースは、救急組織との協力の下で、地域事務所の災害防止サービスとして組織化されています。
 トラウマセンターは、大災害に伴うトラウマ管理に対する緊急計画を用意しています。オーストリアでのヘリコプター緊急サービス体制は、AUVAでの研究に基づいたものです。




事故後の治療

 全国の7つのAUVAのトラウマセンターは、918ベッド(54の特別集中治療ベッドを含む)数を持っていますが、労災治療にのみその活動が制限されている訳ではありません。今日、多くの事故がレジャー時に発生しており、このトラウマセンターで同じ様に処置されています。
 医師、看護スタッフ、医療技師、管理者等の質の高い有資格者チームは、最新の医療基準に従って負傷者の広範な管理に対して責任を負っています。このような中で、復帰をかけたリハビリテーションにより、重度の外傷患者でも、社会復帰が可能となりました。
 全体で3,600人のスタッフがトラウマセンター及びリハビリセンターで患者の世話をしています。最新の医療施設の助けの下で、後遺症を可能な限り少なくして、負傷者を元の職場生活にできるだけ早く復帰させることが私達の共通の目的です。
 トラウマセンターは、成人及び子供に発生した全ての傷害及びその結果としての機能障害に対する、外科的処置及び保存療法による治療にその活動の中心を置いています。毎年30万人以上の患者が、トラウマセンター及びリハビリテーションセンターで治療を受けていて、そのうち4万人が入院患者です。

トラウマセンター ベッド数 従業員 治療日数 入院の患者 外来患者
Graz 177 487 9.0 6,200 47,700
Kalwang 70 177 7.6 3,000 9,900
Klagenfurt 73 275 6.7 4,000 36,400
Linz 155 407 7.2 6,500 41,300
Salzburg 141 351 7.4 5,200 32,000
Vienna Meidling 174 431 9.1 6,900 57,000
Vienna-Lorenz Boehler 128 427 7.5 6,600 56,600


医療研究

 AUVAはその医療施設の質を守っていく為に特に重要な役割を果たしています。熟練した人々が色々な分野から集まってチームを作り力を合わせて、患者中心の解決を目指した質の高い治療を守っています。
 医療研究は、傷害を負ったあとの健康及び生活を維持するために必要なものです。それらの対策には、効率的救急措置から老人治療まで幅広い蘇生法、集中治療、顕微外科(マイクロサージェリー)、神経再生、義肢及び効果的な救急処置から老人医療まで、外傷後の長期的な総合医療リハビリテーション等が含まれています。
 AUVAは、科学的サポートを行っている国際的ネットワークに加わった医療研究部門を設立しました。
 骨学のためのルードウィヒ・ボルツマン研究所(Ludwig-Boltzmann - Institute for Osteology)は、骨構造の研究及び様々な影響によって加えられた骨組織変化の研究を行っています。この研究所は、医療科学の色々な分野の研究者間での協力によって、基本医療研究と応用医療研究を密接に関連づけています。この研究所は、1991年に前身である2つの研究所の統合によって、総合的な研究所として発足しました。
 実験的及び診療的災害外科学のためのルードウィヒ・ボルツマン研究所(Ludwig-Boltzmann Institute for Experimental and Clinical Traumatology)は、AUVA災害外科学研究所(AUVA Research Institute for Traumatology)(1973年設立)と併せて1980年に設立されました。現在、研究は基本的に次の分野に焦点を当てて行われています。
  • 傷、神経及び骨の治療
  • 直接的及び間接的器官損傷の後遺症
  • 脊髄損傷及び脊髄再生のための各種方法


品質管理

 AUVAは、その医療施設の質の保持を特に重要なことと考えています。熟練した人々が色々な分野から集まって、チームを作り力を合わせて、患者志向の解決法による質の高い治療を行っています。



リハビリテーション

 リハビリテーションの目的は、障害者が肉体的、精神的、職業的、そして社会的能力を出来る限り取り戻すことを手助けし、障害者ができる限り普通の生活に復帰できるようにすることです。そのためには、医療、職業及び社会的リハビリテーションを注意深く同時進行すること並びに数多くの専門家のチームワークが求められます。
 トラウマセンター、リハビリテーションセンター又は地域事務所のリハビリテーションカウンセラーのいずれかにかかわらず、処置、カウンセリング、介護によって患者の自立を手助けしています。


リハビリテーションセンター

 AUVAのリハビリテーションセンター(Haering、Meidling、Tobelbad及びWeißer Hof)は、労災後、手足の切断、対麻痺又は外傷性脳障害の結果、機能障害により苦しんでいる患者の入院を許可することになります。Meidlingは、外傷性脳障害を専門としています。Tobelbadのリハビリテーションセンターに付設されている内科診療病院は、職業性疾病を専門としています。
 これらの施設は、個々の患者に対応した治療設備を備えています。ここでは又、社会的リハビリテーションを行い、そして職業リハビリテーションを開始します。
 施設の空き具合にもよりますが、私達の施設はレジャー時、スポーツ時及び家庭内の事故に対しても、同じ様に回復のためのリハビリテーションを行っています。

リハビリテーションセンター ベッド数 従業員 平均治療日数 入院患者 外来患者
Hearing 136 192 36.0 1,300 -
Tobelbad 138 228 49.0 1,000 -
Weißer Hof 200 270 40.3 1,800 -
Meidling 52 83 51.5 360 -
職業性疾病専門病院 64 59 22.4 800 240


AUVAの契約施設

 労働災害又は職業性疾病により被災した患者は、AUVAとの次に揚げる契約施設で追加的又は反復治療を受けることができます。

オーストリア国内:
 Althofen(カリンシア地方)及びMoorbad Harbach(低地オーストリア地方)−障害者のフォローアップ治療のための施設

海外:
the Thalasso−クロアチアのオパティヤにある職業性皮膚疾患の治療施設
Rovinj(クロアチア)−重度障害者、特に対麻痺及び手足切断者の反復治療
Heviz(ハンガリー)−運動機能障害者又は手足切断患者に対する放射性硫黄温泉治療
 オーストリアの労災被災者の海外治療については、医学的かつ生物気候学的要因に基づいて決められます。


障害者向けスポーツ

 有効なリハビリテーションは、社会的かつ職業的な復帰で終わるわけではありません。障害者が新しい社会との接点を見出したり、スポーツ及びゲームへの参加により体力及び安らぎを維持できるように援助していきます。
 このためAUVAは、障害者に対するスポーツ施設に援助を行っています。


補償

 1世紀以上も前、労災被災者(一生涯労働不能となった人も多い)に対する保険給付は、補償金のみでした。
 今日では、多くの場合、補償金は様々な現物給付のほかに付加的に支給されています。しかし、一部の重度障害者にとって、今なお補償金は生活を支える基盤となっています。
  • 障害者に対する補償
  • 重度障害者に対する補償
  • 寡婦(寡夫)
  • 孤児に対する補償



財政面

 AUVAの収入のおよそ96%は、企業によって支払われる労災保険料です。ホワイトカラー及びブルーカラー労働者については算定基準額の1.4%がAUVAに支払われます。自営業者は、決められた額となっています。児童及び生徒に対する災害保険の一部は、家族補償基金(Compensation Fund for Families)からの補助金によってまかなわれています。AUVAの収入の残りの4%は、償還請求及び財産収入によるものです。
 AUVAの支出は、包帯から、重度障害者のリハビリテーションまでの補償及び労働災害防止と対策等、加入者に対するあらゆる給付をカバーしています。




自治組織

 加入者の利益は、労使双方の機関からの代表者(社会的パートナー)によって代弁されています。運営組織(理事会及び各種委員会)では、自治組織会員が総合社会保証法(General Social Insurance Act)及び関係法に従って加入者のための政策を決定しています。


スタッフ

 約4,900人のAUVAスタッフが、加入者のための法的義務の遂行、業務実施及び給付管理を行っています。
 スタッフの73%は、AUVAの治療施設で働いています。


オーストリア災害保険

 ブルーカラー労働者のための労働災害関係法規は、1887年に制定されました。一方、社会発展の要求によりオーストリア災害保険機関(AUVA)への加入者数はどんどん増加しました。
 現在400万人以上の就業中又は訓練中の人々が、AUVAの保険に加入しています。


社会保障

 労働災害及び職業性疾病については、社会保険であらゆる適切な治療が用意されています。その他の災害、疾病については、健康年金保険給付が用意されています。現在、国民の99%が社会保険に加入しています。


国際協力

 AUVAは、その義務を遂行するため、最も効率的な手段と方法を決定する調査研究を実施することが法律に明記されています。調査研究は、セラピーの方法、例えば有害物質の濃度の追跡及び測定、外傷外科の新しい方法又は重症の外傷を負った患者の看護方法の開発と同様に、職場の安全等について行われます。
 調査研究の結果は、AUVAやその患者、顧客に対してだけ有用なのではなく、広報及び各種行事を通じて広く発表されています。
 重要な調査研究プロジェクトは通常、国内、海外のパートナーとの協力の下に行われています。
 協力は又、科学技術協定に基づいて実施されています。
 多くの専門家が、毎年AUVAの施設を訪問し、災害防止対策又は治療及びリハビリテーションの情報を集めています。専門家の意見交換は、参加した人々に対して新しい道を開いてきました。
 最新の調査研究を取り扱う打合せ、シンポジウム、会議によって、知識は最新のものとなっています。世界中の先進的専門家との経験、情報のさかんな交流によって、誰もがこの先進的な研究所の調査研究の利益を受け、更に調査研究の重複が避けられることによる費用節約にもなります。
 更にAUVAは、社会安全関係の主要な国際委員会のメンバーとなっています。


世界の安全活動に参加

www.issa.int
 国際社会保障協会(International Social Security Association : ISSA)は、権威ある社会保障機関の国際フォーラムです。このフォーラムは、人間の本質的要求に適合した社会保護を発展させることに関心のある人々に定評のあるパートナーです。更にAUVAは、ISSAの特別防止委員会(Special Commission on Prevention)のメンバーとなっています。経験の交流は、労働安全衛生に関する世界会議(World Congress on Safety and Health at Work)、その他の専門家会議、各種の作業グループ等を通して行われています。これらのことが、国際的な労働安全衛生の改善に貢献しています。


ヨーロッパフォーラム

www.europeanforum.org
 職場での災害および職業性疾病に対するヨーロッパ保険フォーラム(European Forum of Insurances against Accidents at Work and Occupational Diseases)は、1992年ローマで設立されました。これは、労働災害及び職業性疾病に対する保険制度を担当している各国の諸団体の情報経験交換の場となっています。フォーラムの目的は、労働災害及び職業性疾病のための保険の原則を推進し、守ることにあります。更に労働災害及び職業性疾病に関する欧州システムの統合プロセスを積極的に監視しています。
 このフォーラムは、労働災害又は職業性疾病に被災した欧州の労働者の状況改善にも積極的に関与しています。このことによって、社会正義に重点をおいた欧州の実現にも大きな役割を果たしつつあります。
 フォーラムは、次の16カ国からのメンバーで構成されています。オーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、イタリア、ルクセンブルグ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ロシア、スウェーデン、スイス、スペイン。


国際的リハビリテーション

www.rehab-international.org
 世界中で少なくとも6億人の子供及び成人男女が障害を負っています。有効なリハビリテーションのためには、社会における人々のあたたかい態度が不可欠です。インターナショナル・リハビリテーション(International Rehabilitation)は、障害防止、障害者のリハビリテーション及び社会における機会均等を目指して世界中の障害者及びその家族のために活動する国内外の各種機関の連合体です。
 そのメンバーは、政府機関及びNGOであり、ボランティア及び民間機関、公的及び民間の非営利的リハビリテーション機関、障害者支援団体、消費者団体、各種自助グループ及び個人が含まれます。


世界的な安全保障

 社会保障は、私達全員に関係のある、日常生活にかかわる事です。そして、健康、家族、老人、雇用を守っています。社会保障は、世界的に、人間の基本的ニーズとして認められており、世界的な平和の持続のためになくてはならない、より大きな社会正義を打ち立てるために、重要な貢献をしています。