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フンダセントロ(FUNDACENTRO)の概要
(資料出所:国際安全衛生センター海外調査)
1. 概要
- 1966年に設立された労働省管轄の国立研究所で、職員の身分は公務員(試験採用)である。
- 1998年までは、労働保険料収入の2%(年間7500万USドル)を資金としていたが、1998年以降は定額となっている。労働省の研究所であるが、1998年以前から引き続き厚生省予算(労働保険は厚生省に支払い、その保険料は厚生省、保健・健康省、労働省の3つに分配される)で運営されている。
- 職員数は全国で280人で、そのうち本部に150人が勤務している。
- 支部は13箇所だが、現在北部・東北部には支部がなく、将来的には1州に1つの支部設置を目標としている(ブラジルには25州ある)。
- 労働災害と職業性疾病の防止の研究や教育を行っており、監督は行わない。
- 国内外の団体と提携関係を築いており、研究員数が少ないので大学との共同研究も積極的に行っている。
2. 技術・研究分野
- 1.教育、2.農業、3.労働者の健康、4.労働安全、5.労働衛生の各分野について研究を行っており、このうち労働衛生部門の規模が一番大きい。
3.教育活動
- 労働安全衛生の一般的な教育や産業別の教育を行っている。対象は幅広く、民間・国際機関とのタイアップ・後援も含めるとFUNDACENTRO本部・支部合わせて年間450コース程度(昨年度実績)を開催している。受講者数は5万人を数えている。
4.所在地
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