労働監督官は農業とアスベストに注目

資料出所：European Agency for Safety and Health at Work発行「News」2000年5号
（訳　国際安全衛生センター）

2000年の欧州委員会の上級労働監督官委員会（SLIC）の活動には、農業の安全性に関する3ヵ月間のEU全体にわたるキャンペーン、そしてフランス、スペイン、スウェーデン、イギリスの検査官が（社会的パートナーの代表者と一緒に）集まり、アスベスト危険有害要因のリスクアセスメントと管理の実施状況の検討、比較を行う1週間にわたる会議がある。

農業キャンペーン中に組織され、2000年の第1期中に行われる活動は、現地の優先順位に沿い各加盟国に適した形に調整されている。目的とするのは安全および衛生文化の推進と優良安全管理規範の奨励である。

アスベスト危険有害要因に関するSLICヨーロッパ・セッションには、労働監督官と事業者の代表者、および上記の4加盟国の労働組合メンバーが参加することになっている。

これらSLICイニシアチブの結果に関する報告書はEuropaサーバー上で公表される。