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オーストリアでは建設労働者の危険が最も高い

資料出所:European Agency for Safety and Health at Work発行「News」2000年8号
(訳 国際安全衛生センター)


オーストリアでは国内の労働者のうち、建設労働者が労働災害の被害を被る可能性が最も高い、と最近の調査が報告している。

この調査は林業建設業労働組合および連邦労働会議所によって行われたもので、オーストリアの建設労働者は労働災害または職業性疾病のために、年間60万日も入院していると述べている。疾病や事故の主な原因は支持または移動装置、心臓血管疾患、皮膚の損傷、ストレス、騒音、過大な重量の建設資材などにある。

調査は労働者や職長など1232人と同じ職域で管理的仕事に就いている122人から得たアンケート回答の詳細な分析に基づいている。また建設災害が企業や国の経済に及ぼす影響についても調査している。

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