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オランダでは監督指導で厨房の危険性が明るみに
資料出所:European Agency for Safety and Health at Work発行「News」2000年8号
(訳 国際安全衛生センター)
オランダ労働環境庁が行った監督キャンペーンで、レストラン厨房における危険性が明るみに出ている。
この監督キャンペーンの期間中、監督官は2000のレストランの厨房を検査した。その結果、屋内の労働環境が非常によくないことが分かった。発ガン物質(いわゆる突然変異源)を含む調理場の煙、よく機能しない(時にはまったく機能しない)換気装置などが原因である。その他にもしぼり機の検査システムがない、床が滑りやすい、危険な機械に柵がない、採光の悪いキッチン、地下室にあるキッチンなどの悪条件が指摘された。
監督官は、多くのレストランが法定のリスク・アセスメントを行っておらず、問題解決のための計画も作っていないことを突き止めた。監督庁のジェンス・ジェンセン長官は、この業種の事業者に衛生的な労働環境を作る責任を真剣に果たすように要求している。
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詳細は以下を参照。
Jette Lassen, Danish Working Environment Service
Tel: +45-391-52236
E-mail: bv3@arbejdstilsynet.dk
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