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OSH上の諸結果:職業性疾病
欧州全体の状況
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欧州のデータはない。
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国別報告でリスクが最大と指摘された
産業分類(NACEコードを使用)(注83)
カッコ内の数値はフォーカル・ポイント
の回答数
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45建設(11)
85医療およびソーシャルワーク(5)
28金属加工製品の製造(機械および設備を除く)(5)
27金属材料の製造(5)
15食品および飲料の製造(5)
01農業、狩猟および関連業種(5)
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国別報告でリスクが最大と指摘された
職業分類(ISCOコードを使用)(注84)
カッコ内の数値はフォーカル・ポイント
の回答数
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72金属、機械および関連職業従事者(7)
93鉱業、建設業、製造業および運輸の単純労働者(7)
82機械操作員および組立工(6)
71採鉱、建築職従事者(5)
83運転手、移動プラント操作員(3)
51個人、保安サービス職業従事者(2)
74その他の職人および関連職従事者(2)
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その他のリスク分類
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企業規模:小企業はもっともリスクが高いとみられている。職業性疾病に対処するための監視と適切な抑制対策実行のリソースが少ないからである。
性別:職業性の疾病のリスクは男性の方が高いと指摘する回答が9件あった。
年齢:回答数は少ないが、職業性疾病のリスクは55歳を越える労働者がもっとも高いとする回答が5件あった。
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傾向
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職業性疾病に罹患する労働者数については、横ばい傾向にあるとする回答が2件、減少傾向にあるとする回答が7件、増加傾向にあるとする回答が3件あった。特定の傾向は不明とする回答は2件だけだった。
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新たな防止策の必要性を指摘した
フォーカル・ポイント
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ベルギー、デンマーク、フィンランド、アイルランド、イタリア、ポルトガル、スペイン
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提案された対策の内容(注85)
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共通の内容はなかった。
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その他の関連情報
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数ヵ国の報告で、職業性疾病のリスクを減少させるために採用、発展させうる多数の対策についてのコメントがあった。以下はその一部である。
●医療専門家に対する職業性疾病についての情報と研修の提供
●個別の医学的処方を実施する必要性
●新たに脅威となりつつあるリスクと毒物学的製品についての情報拡大の重要性
●国の職業性疾病認定の対照範囲を拡大する必要性
●労働関連の多数の健康問題の診断と治療のための指針、さらに予防策、雇用維持と業務復帰に関する情報を医療部門に提供すること
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注83 リスクが最大であるとするフォーカル・ポイントの回答数がもっとも多かった産業
注84 リスクが最大であるとするフォーカル・ポイントの回答数がもっとも多かった職業
注85 新たな対策の内容は本報告書の暴露指標またはOSH上の諸結果を扱った章に記載している。
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