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EUの安全衛生に関する理事会指令については、それぞれについて実務ガイドラインが作成されることになっているが、このほど98/24EC「職場における化学物質ばく露リスクに対する労働者保護」についての実務ガイドライン 主な内容は以下のようになっている。
従来、化学物質による健康影響のリスクアセスメント/マネジメントはばく露の評価によって行われてきたが、コントロールバンディングを取り入れて、リスクの段階に応じた基本的実施事項(good practice)の遵守に重点を置くという、欧州における最近の動向が取り入れられている。 コントロールバンディングに沿った基本的実施事項が詳細に示されているほか、測定の結果に応じた作業環境ばく露の評価方法についての記載などもある。 このような欧州の動向についての情報には、2005年に相前後して改正されたイギリスHSEの有害物質管理規則とドイツの危険有害物質規則と平易な手引きなどがある。 また、アメリカ産業衛生協会AIHAが2006年に刊行した「職業ばく露の評価と管理のストラテジー」第3版には、 コントロールバンディングも含めた最近の進展がまとめられている。 |