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欧州安全衛生機構(EU-OSHA)は、新規加盟の12ヶ国(エストニア、ラトヴィア、リトアニア、チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロヴァキア、スロヴェニア、キプロス、マルタ、ブルガリア、ルーマニア)および加盟交渉中のクロアチアとトルコを主な対象とするディーセント・ワークの実現を目指した「健康な職場への戦略」(Healthy Workplace Initiative)のキャンペーンを展開している。諸国に設置された欧州連合広報センターと提携して推進する。 「安全衛生はすべての人々につながりがあります。あなた自身と企業経営の両方のためになります。」と題する中小企業経営者の安全衛生への関心を高めるために作成されたリーフレット、リスクアセスメントについての簡潔な説明資料、ツールなどが上記「健康な職場への戦略」のサイトに掲載されている。 なお、ディーセント・ワークの実現とは、「人間らしい仕事に向かう」ことであって、ごく短くいうと、職業生活における人びとの願望(aspiration)と表現される。生産的で公正な所得をもたらす仕事の機会、職場における保障と家族に対する社会的保護、個人としての能力開発と社会的統合へのより良い見通し、人々が不安や心配を表現する自由などが広く含まれているとされ、国際労働機関ILOが優先課題としているものである。
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