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インド全国安全協会の健康、安全、環境日誌1999年
ホテル火災の際に安全に避難するためのヒント
火災の際に直面する危険のうち、最も深刻なものはパニックと煙です。事前に避難計画を立てておけば、パニックに陥るのを防ぐことが可能です。それでも、パニックに陥った他の人が逃げ惑うのに巻き込まれることも考えられます。十分に備えておきましょう。
ホテルの自分の部屋に入ったら、まず戻って出口を確認します。ホテルに滞在するときは必ずこの癖をつけるようにしましょう。廊下のどちらに階段があるかも確認しておきます。ホテル火災は毎年5000件以上も起きています。次はあなたの泊まったホテルかもしれません。
ホテルの部屋で火災に遭ったときは:
- パニックを起こさないようにしましょう。部屋に留まっていて火災で生き残った例もあります。部屋に留まり、煙やガスから身を守りながら救助を待てば助かった、という人が大勢いるのです。
- バスタブに水を張り、シーツやタオルなどを濡らします。また、この水は壁を冷やすのにも使えます。
- ドアの隙間を濡らしたペーパータオルやタオル、ティッシュ、シーツなどで目貼りして、煙の侵入を防ぎます。
- 電話が通じるようなら、助けを呼びます。シーツを窓の外にたらして、消防士に知らせます。
部屋を出なくてはならないようなら、
- 冷静さを失わないようにしましょう。
- ルームキーをつかんで、ドアまで這って行きます。
- ドアに触ってみて、熱いようなら外に出てはいけません。最後の項目を参照のこと。
- ドアが熱くなければ、注意深く開けます。
- 廊下を確認します。煙いようなら姿勢を低く保ちます。エレベーターは使わず、なるべく近い出口に向かいます。
- 可能なら1階に逃げ、駄目なら屋上に行きます。
- ドアが熱ければ、部屋の中に留まるようにします。
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