このページは国際安全衛生センターの2008/03/31以前のページです。
国際安全衛生センタートップ国別情報(目次) > 韓国における小規模企業向け労働衛生サービス

韓国における
小規模企業向け労働衛生サービス

Hyesook PARK1, Eunhee HA1*, Jiyong KIM2, Hyesun JUNG3, and Domyung PAEK4

  1. Department of Preventive Medicine, Ewha Medical Research Center, Ewha Womans University Medical College, Seoul, Korea
  2. Department of Preventive Medicine, Dongguk University Medical College. Kyoung-Ju, Korea
  3. College of Nursing, Seoul National University, Seoul, Korea
  4. School of Public Health, Seoul National University, Seoul, Korea

資料出所:National Institute of Industrial Health Japan 発行
Industrial Health
2002年1月号 Vol.40 No.1
(訳 国際安全衛生センター)

原文(abstract)は、こちらからご覧いただけます。



この論文のabstract全訳

韓国は小規模企業 (SSEs) の問題に系統的に対処する国家戦略を必要としている。1993年以降、韓国政府は小規模企業の労働衛生サービス (OHSs) に対し、労働傷害防止基金から財政助成プログラムを提供している。韓国の小規模企業における健康管理状況を明らかにするために、1997年に政府出資の助成プログラムに参加していた5,080の工場にたいし調査が行われた。これら小規模企業の労働者の全体的な罹病率は、一般的な病気においても、職業病においても、全国平均よりも高かった。我々は、騒音、粉じん、溶剤などの職業上の危険因子にさらされている労働者の職業病に関する健康診断にもとづいて、各産業特有の職業病パターンを見つけることができた。この結果から、特定のグループに的を絞った労働衛生サービスを立案することになるだろう。このプログラムの有効性は完全に評価されているわけではないが、われわれの調査結果は韓国においてこのプログラムの継続が望ましいことを示している。さらに、このプログラムは急速に発展しつつある途上国のよいモデルとなるかもしれない。



この記事は論文のabstractのみ紹介していますが、オリジナル本(英語)は国際安全衛生センターの図書館が閉鎖となりましたのでご覧いただけません。