表2
(規則第2条)
化学物質及び数量の一覧表
以下に示された数は、同一製造者が有する各設備間、又は設備グループ内の各設備間の距離が、予見可能な状況において、重大災害危険の増大を防ぎ選るほどには十分ではない場合に、こうした設備又は設備グループに適用される。この数値は、同一製造者が有する設備グループの中の各設備間の距離が500メートル未満の場合は、いかなる場合もその設備グループに適用される。
第1部 指定化学物質
第1部に挙げられた物質又は物質のグループが第2部の物質の部類にも属する場合は、第1部で示された限界量を用いなければならない。
物質 |
|
限界量 |
第一種指定化学物質−有毒性の物(1トン以下) |
|
|
アルジカルブ |
|
100キログラム |
4−アミノジフェニル |
|
1キログラム |
アミトン |
|
1キログラム |
アナバシン |
|
100キログラム |
五酸化ヒ素、(五)ヒ酸及び塩 |
|
500キログラム |
三酸化ヒ素、(三)亜ヒ酸及び塩 |
|
100キログラム |
アルシン(水素化ヒ素) |
|
10キログラム |
アジンホスエチル |
|
100キログラム |
アジンホスメチル |
|
100キログラム |
ベンジジン |
|
1キログラム |
ベンジジン塩 |
|
1キログラム |
ベリリウム(粉末、化合物) |
|
10キログラム |
ビス(2−クロロエチル)スルホン酸塩 |
|
1キログラム |
ビス(クロロエチル)エーテル |
|
1キログラム |
カルボフラン |
|
100キログラム |
カルボフェノチオン |
|
100キログラム |
chorfenvinphos |
|
100キログラム |
4-(クロロホルミル(chloroformyl))モルホリン |
|
1キログラム |
クロロメチルエチルエーテル |
|
1キログラム |
コバルト(粉末状の金属、酸化物、炭酸塩、
およびスルフィド) |
|
1トン |
クリミジン |
|
100キログラム |
(1)cyanthoate |
|
100キログラム |
シクロヘキシミド |
|
100キログラム |
デメトン |
|
100キログラム |
ジアリフォス |
|
100キログラム |
00-ジエチル S-エチルスルフィニルメチルホスホロチオエート |
|
100キログラム |
00-ジエチル S-エチルスルホニルメチルホスホロチオエート |
|
100キログラム |
00-ジエチル S-エチルチオメチルホスホロチオエート |
|
100キログラム |
00-ジエチル S-イソプロピルチオメチルホスホロチオエート |
|
100キログラム |
00-ジエチル S-プロピルチオメチルホスホロジチオエート |
|
100キログラム |
ジメフォックス |
|
100キログラム |
ジメチル塩化カルバモイル |
|
1キログラム |
ジメチルニトロソアミン |
|
1キログラム |
ジメチルホスホルアミドシアニド酸 |
|
1トン |
ジファシノン |
|
100キログラム |
ジスルホトン |
|
100キログラム |
EPN |
|
100キログラム |
エチオン |
|
100キログラム |
フェンスルホチオン |
|
100キログラム |
fluenetil(1) |
|
100キログラム |
フルオロ酢酸 |
|
1キログラム |
フルオロ酢酸・塩 |
|
1キログラム |
フルオロ酢酸・エステル |
|
1キログラム |
フルオロ酢酸・アミド |
|
1キログラム |
4-フルオロ酪酸 |
|
1キログラム |
4-フルオロ酪酸・塩 |
|
1キログラム |
4-フルオロ酪酸・エステル |
|
1キログラム |
4-フルオロ酪酸・アミド |
|
1キログラム |
4-フルオロクロトン酸 |
|
1キログラム |
4-フルオロクロトン酸・塩 |
|
1キログラム |
4-フルオロクロトン酸・エステル |
|
1キログラム |
4-フルオロクロトン酸・アミド |
|
1キログラム |
4-フルオロ-2-ヒドロキシ酪酸 |
|
1キログラム |
4-フルオロ-2-ヒドロキシ酪酸・塩 |
|
1キログラム |
4-フルオロ-2-ヒドロキシ酪酸・エステル |
|
1キログラム |
4-フルオロ-2-ヒドロキシ酪酸・アミド |
|
1キログラム |
グリコロニトリル(ヒドロキシアセトニトリル) |
|
100キログラム |
1,2,3,7,8,9-ヘキサクロロジベンゾ-p-ジオキシン |
|
100キログラム |
ヘキサメチル燐酸アミド |
|
1キログラム |
セレン化水素 |
|
10キログラム |
イソベンザン |
|
100キログラム |
イソドリン |
|
100キログラム |
ユグロン(5-ヒドロキシナフタレン-1,4-ジオン) |
|
100キログラム |
4,4'-メチレンビス(2-クロロアニリン) |
|
10キログラム |
イソシアン酸メチル |
|
150キログラム |
メビンホス |
|
100キログラム |
2-ナフチルアミン |
|
1キログラム |
粉末状のニッケル地金、酸化物、炭酸塩、
およびスルフィド |
|
1トン |
ニッケルテトラカルボニル |
|
10キログラム |
オキシジスルホトン |
|
100キログラム |
二フッ化酸素 |
|
10キログラム |
パラオクソン(ジエチル4-ニトロ-燐酸塩) |
|
100キログラム |
パラチオン |
|
100キログラム |
パラチオン-メチル |
|
100キログラム |
ペンタボラン |
|
100キログラム |
ホレート |
|
100キログラム |
Phosacetim(1) |
|
100キログラム |
ホスゲン(塩化カルボニル) |
|
750キログラム |
燐酸アミドン |
|
100キログラム |
ホスフィン(燐化水素) |
|
100キログラム |
Promurit(1-(3,4-Dichlorophenyl)-3-
thiazenethio-carboxamide)(1) |
|
100キログラム |
1,3-プロパンスルトン |
|
1キログラム |
1-プロペン-2クロロ-1,3-ジオールジアセテート |
|
10キログラム |
Pyrazoxon(1) |
|
100キログラム |
六フッ化セレン |
|
10キログラム |
亜セレン酸塩ナトリウム |
|
100キログラム |
スチビン(水素化アンチモン) |
|
100キログラム |
スルホテップ |
|
100キログラム |
二塩化硫黄 |
|
1トン |
六フッ化テルル |
|
100キログラム |
TEPP |
|
100キログラム |
2,3,7,8-テトラクロロジベンゾ-P-ジオキシン(TCDD) |
|
1キログラム |
テトラメチレン-ジスルホテトラアミン |
|
1キログラム |
チオナジン |
|
100キログラム |
Tirpate(2,4-Dimethyl-1,3-dithiolane-2-
carboxadihyde0-mehylcarbamoyloxime)(1) |
|
100キログラム |
塩化トリクロロメタンスルフェニール |
|
100キログラム |
1-Tri(cyclohexy)stannyl-1 h-1,2,4-triazole(1) |
|
100キログラム |
トリエチレンメラミン |
|
10キログラム |
ワルファリン |
|
100キログラム |
|
|
|
物質 |
|
限界量 |
第二種指定化学物質−有毒性の物 (1トン超) |
|
|
アセトンシアンヒドリン(2-(1)cyanopropan-2-o1) |
|
200トン |
アクロレイン(2-プロペナール) |
|
200トン |
アクリロニトリル |
|
20トン |
アリルアルコール(2-プロペン-1-o1) |
|
200トン |
アリアミン |
|
200トン |
アンモニア |
|
100トン |
臭素 |
|
10トン |
二硫化炭素 |
|
200トン |
塩素 |
|
10トン |
ジ-イソシアン酸ジフェニールメタン(MDI) |
|
200トン |
二臭化エチレン(1,2-ジブロモエンタン) |
|
50トン |
エチレンイミン |
|
50トン |
ホルムアルデヒド(濃度>90%) |
|
20トン |
塩化水素(液化ガス) |
|
250トン |
シアン化水素 |
|
20トン |
フッ化水素 |
|
50トン |
硫化水素 |
|
50トン |
臭化メチル(プロモメタン) |
|
200トン |
酸化窒素 |
|
50トン |
プロピレンイミン |
|
50トン |
二酸化硫黄 |
|
20トン |
三酸化硫黄 |
|
20トン |
テトラエチル鉛 |
|
50トン |
テトラメチル鉛 |
|
50トン |
ジ-イソシアン酸トルエン(TDI) |
|
100トン |
|
|
|
物質 |
|
限界量 |
第三種指定化学物質−−反応性の高い物 |
|
|
アセチレン(エチン) |
|
50トン |
硝酸アンモニウム(a) |
|
500トン |
硝酸アンモニウム(肥料の形態)(b) |
|
1000トン |
2,2-ビス(第3ブチルペルオキシ)ブタン (濃度>70%) |
|
50トン |
1,1-ビス(第3ブチルペルオキシ)シクロヘキサン(濃度>80%) |
|
50トン |
第3ブチルペルオキシアセテート(濃度>70%) |
|
50トン |
第3ブチルペルオキシイソ酪酸塩 (濃度>80%) |
|
50トン |
第3ブチルペルオキソイソプロピルカーボネート (濃度>80%) |
|
50トン |
第3ブチルペルオキシマレアート (濃度>80%) |
|
50トン |
第3ブチルペルオキシビバレート (濃度>77%) |
|
50トン |
ジベンジルペルオキシジカーボネート (濃度>90%) |
|
50トン |
ジセクブチルペルオキシジカーボネート (濃度>80%) |
|
50トン |
ジエチルペルオキシジカーボネート (濃度>30%) |
|
50トン |
ジヒドロペルオキシプロパン (濃度>30%) |
|
50トン |
過酸化ジ-イソブチリル (濃度>50%) |
|
50トン |
ジ-n-プロピルペルオキシジカーボネート (濃度>80%) |
|
50トン |
酸化エチレン |
|
5トン |
硝酸エチル |
|
50トン |
3,3,6,6,9,9-ヘキサメチル
-1,2,4,5-tetroxacy-clononane(1) (濃度>75%) |
|
50トン |
水素 |
|
10トン |
過酸化メチルエチルケトン(濃度>60%) |
|
5トン |
過酸化メチルイソブチルケトン(濃度>60%) |
|
50トン |
酸素 |
|
500トン |
過酢酸 (濃度>60%) |
|
50トン |
酸化プロピレン |
|
50トン |
塩素酸ナトリウム |
|
20トン |
|
|
|
物質 |
|
限界量 |
第四種指定化学物質−−爆発性の物 |
|
|
アジ化バリウム |
|
50トン |
ビス(2,4,6-トリニトロフェニール)-アミン |
|
50トン |
クロロトリニトロベンゼン |
|
50トン |
硝酸セルロース(窒素含有率>12.6%) |
|
50トン |
シクロテトラメチレン-テトラニトロアミン |
|
50トン |
シクロトリメチレン-トリニトロアミン |
|
50トン |
ジアゾジニトロフェノール |
|
10トン |
ジエチレングリコールジニトレート |
|
10トン |
ジニトロフェノール・塩 |
|
50トン |
エチレングリコールジニトレート |
|
10トン |
1-グアニル-4-ニトロソアミノグアニル-1-テトラゼン |
|
10トン |
2,2 ',4,4 ',6,6' - ヘキサニトロスチルベン |
|
50トン |
硝酸ヒドラジン |
|
50トン |
アジ化鉛 |
|
50トン |
スチフニン酸塩(lead 2,4,6-trinitorotesorcinoxide(1)) |
|
50トン |
雷酸水銀 |
|
10トン |
N-メチル-n,2,4,6-テトラニトロアニリン |
|
50トン |
ペンタエリスリトールテトラニトラート |
|
50トン |
ニトログリセリン |
|
10トン |
ピクリン酸(2,4,6-トリニトロフェノール) |
|
50トン |
ピクラミン酸ナトリウム |
|
50トン |
スチフニン酸(2,4,5-トリニトロレゾルシノール) |
|
50トン |
1,3,5-トリアム・0-2,4,6-トリニトロベンゼン |
|
50トン |
Trinitroani(1) |
|
50トン |
2,4,6-トリニトロアニソール |
|
50トン |
トリニトロベンゼン |
|
50トン |
トリニトロベンゼン酸
| |
50トン |
トリニトロクレゾール
| |
50トン |
2,4,6-トリニトロフェネトール |
|
50トン |
2,4,6-トリニトロトルエン |
|
50トン |
注記
|
(a) |
これは、硝酸アンモニウム、および、硝酸アンモニウムの混合物で硝酸アンモニウム由来の窒素含有量が重量で28%を越える物、並びに、硝酸アンモニウムの水溶液で硝酸アンモニウム濃度が重量で90%を越える物に適用される。 |
|
(b) |
これは、硝酸アンモニウム肥料、および、混合肥料で硝酸アンモニウム由来の窒素含有量が重量で28%を越える物(硝酸アンモニウムの他に燐酸肥料及び(又は)カリ肥料を含む混合肥料)に適用される。 |
第2部 第1部で指定されなかった物質及び調剤の部類
異なった物質又は調剤が同じ部類に分類される場合は、その異なった物質又は調剤の量は同一部類として加算される。
ある物質又は調剤が二つ以上の部類に該当する場合は、その物質又は調剤の量は、該当するすべての部類において加算されなければならない。
|
|
物質の部類 |
|
限界量 |
|
1. |
表1の項目1のように「毒性が非常に高い」と区分される物質及び調剤 |
|
5トン |
|
2. |
表1の項目2のように「毒性がある」と区分される物質及び調剤 |
|
10トン |
|
3. |
表1の項目4のように「爆発性がある」と区分される物質及び調剤 |
|
10トン |
|
4. |
表1の項目5のように「酸化性がある」と区分される物質及び調剤 |
|
10トン |
|
5. |
ガス状の物質及び調剤で、液化状のものを含むものとし、通常気圧のもとでは気体であり、表1の項目3のa号のように「可燃性が高い」と区分されるもの |
|
50トン |
|
6. |
表1の項目3のb号のように「可燃性が高い」又は「極度に可燃が高い」と区分される物質又は調剤で、上記5項で指定されるガス状物質又は調剤は除く。 |
|
5000トン |
|
7. |
表1の項目3のc号において定義される可燃性のある物質 |
|
200トン |
翻訳者注(1) カタカナ表記不明につき英文を表示
この法律のオリジナル(英語及びマレー語)は国際安全衛生センターの図書館が閉鎖となりましたのでご覧いただけません。
|