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マレーシアNIOSHの関連機関が労働安全衛生規格認証機関となる
資料出所:NEW STRAITS TIMES(ニューストレーツタイムズ)紙(2004年2月3日)
情報提供 : JICAマレーシア労働安全衛生能力向上計画チーム
マレーシア国立労働安全衛生研究所(NIOSH)は、国際労働機関(ILO)の定める労働安全衛生マネジメントシステム(OSH-MS)に関する、マレーシアにおける認証機関となることにつき人的資源省(Ministry
of Manpower)より認可された。
NIOSHのリー・ラムタイ会長は、OSH-MSの導入によって労働安全衛生法(Occupational
Safety and Health Act = OSHA)の遵守につながり、職場における事故予防に役立つと指摘。また企業がOSH-MS規格を取得する事により、企業の国際競争力の向上に役立つとして同認可取得の重要性を強調した。
なお、上記チームからの情報によると、現在(2004年2月17日)のところ、認可は人的資源省の労働安全衛生局(Department
of Occupational safety and Health, DOSH)より内諾を得た段階であり、また認証機関にはNIOSHが設立した子会社がなるものである。これはNIOSHがOSHMSにかかる教育・訓練を行うことから、公平性を担保する観点で認証機能を兼任することを避ける必要があるためである。
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