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環境管理

環境管理部門(Environmental Control Division - ECD)は、主として、環境危険要因及びその影響を取り除くために行動しています。有害な環境汚染の存在を測定するため、 基本的かつ実質的調査を行います。EDCはまた、溶剤、重金属、有毒ガスなどの化学物質、並びに騒音、熱、振動、照明など物理的 作用因による暴露レベルを評価するため、労働環境測定を実施します。さらに、現行の排気システムを評価し、危険を取り除くための 管理手段を推奨しています。活動には、次の項目が含まれます:環境モニタリング
  1. 物理的危険−騒音、熱、湿度、照明、振動
  2. 化学的危険−粉じん(シリカ、アスベスト)、有機溶剤、酸、金属、有毒ガス、酸素レベル
    • 一般的及び局所的排気装置のテスト
    • ガスマスク及びダストマスクのテスト
ECDはまた、工業用排気システムや、作業場における化学物質の安全使用、労働衛生に関する特別研修課程を通じて、技術サービス及び 支援を提供しています。
調査、標本調査、研究、研修例:
  • 労働環境におけるアスベストの使用に関する研究
  • 防じんマスクの性能効率に関する研究
  • 連続的騒音のための最新フィリピン標準
  • ダストの多い環境における中小企業及び政府労働者のためのOSHC開発ダストマスク使用の促進