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3. 安全の必要性
一般に国内企業の多くはさまざまな労働安全衛生の規則を守っているとはいえない。
労働雇用省労働雇用統計局(BLES)のデータによると、1998年には「事故報告の未提出」が違反のトップを占めている。
続いて「安全委員会報告書の未提出」、「安全委員会の未設置」がそれに続いている。
事業者の安全衛生に対する消極的な姿勢、職業に付随する障害や危険の教育や意識の不足も、法律違反が多い理由に数えられる。
「OSH基準の実行が不十分である現状を見ると、労働条件や事故や病気報告を改善する自発的な取組みを促進し」注2)、 またOSHの重要性の意識を高める必要があることは明らかである。さらに労働災害の被害者とその家族に対する支援や補償を高める
必要もある。
注2) TCIPニュース、Vol.2、1998年第4四半期、11ページ
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