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研究・開発
(訳 国際安全衛生センター)
新しい労働生活
スウェーデンでは労働環境改善の取り組みが成果をあげてきた。研究活動は、労働生活における健康問題についての知識の増大と、法令の施行に貢献してきた。研究所では現在、労働生活のあらゆる側面についての研究、開発、研修を行っている。主な活動分野は、労働市場、労働組織、および労働環境の3つである。
研究所の全体目標は、労働生活の改善に貢献することである。当局、科学機関、総合・単科大学などの関係者と緊密に協力し、健康の向上、および個人の発展と福祉に向けてより大きな機会のある労働生活を実現するための研究・開発を進めている。
新しい労働生活は、精神と身体の両方の健康に影響する新しい問題とリスクをもたらす。また、労働生活と個人的生活とはいっそう不可分の関係となっている。
現在、関心が向けられている研究分野は、アレルゲン、筋骨格系障害、電磁場、ストレス、学習、組織的発展、新技術、労働法令、労働市場などである。
研究所は、職場の差別待遇を減らし、男女間の労働条件の差異を原因とする健康不良を防止するための研究も行っている。
当研究所は、研究活動と社会での実践を結びつける役割を果たしたいと考えている。研究の成果と獲得された知識が、具体的に労働生活に活用されることを、われわれの活動を通じて確認したいと考えている。政治家、経営者、労働組合などの意思決定者が、労働環境、労働市場、労働組織に関連して正しい決定を下すためのよりよい基盤を提供していきたいと考えている。
研究・開発はプログラムの形態をとって行う。それぞれのプログラムは、このサイトで参照できる。
プログラム
- 職場の雰囲気
- 化学的暴露の評価
- 人的サービス労働の条件
- エルゴノミクス
- ジェンダーと労働
- 新たな労働生活における健康と発展
- 産業と人的資源
- 労働法の研究
- 筋骨格系研究のための中心的機関
- 産業皮膚科学
- 組織的発展と学習
- 発展過程の研究
- 呼吸器の健康と気象
- 小企業と成長
- 転換期におけるスウェーデン・モデル
- 技術的危険要因
- 毒物学とリスクアセスメント
- 労働と文化
- 労働と健康
- 学校における労働生活
(註)ジェンダー・・・生物学的な性別を示すセックスに対して、社会的・文化的に形成される性別(広辞苑) |
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