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理論と実践との共同
(訳 国際安全衛生センター)
国立労働生活研究所の任務は、労働生活の発展と改善に資することである。その活動の特徴は、多様な研究分野の研究者が協力している点にある。この学際的なプロセスがアイデアと経験の結合につながり、しばしば新しい発見と付加価値を提供し、新たな発展を導き出す。
開発活動は、労働生活での具体的問題の解決に取り組む。活動には、研究者と労働生活の実務家の両方が参加した開発研究を直接の目的としたものもある。具体的には、研究所が他の行政機関、組織、企業、総合・単科大学と共同して労働生活の改善に取り組む。
開発は、企業と組織内の現実に即して進められる。研究者と地域社会の接触を、いっそう直接的かつ緊密なものにすることで、研究を実際に活用するためのよりよい条件が整う。理論と実践との協同に基づいた研究により、労働生活での現実的解決策の発見が容易となる。
全国的な労働生活の発展に対する影響力を発揮することは、重要な課題である。そのため研究所は現在、ストックホルム、ソルナ、ウメオ、エスタースンド、ベリスラーゲン、セーデルハムン、ノルチェピング、イェーテボリ、マルメに設置されている。これら各地域には発展のための独自の条件があり、この点は労働生活の研究に欠かせない重要な要素である。
多くの地域で活動する研究所は、地域の労働生活で積極的な役割を果たすことができる。研究所はその研究能力によって、長期的には、持続可能な発展と、新しい形の、よりよい労働に資するような開発プロジェクトに参加できるのである。
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