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埋設管のメタン吸入で通信建設労働者重体

(資料出所:連合版報第5版,4月11日)

(海外情報調査員報告 林熾昌)



  今日(2001年4月11日)の午前、T電設の2名の作業員が台北県新店市安康路1段231号の手前でトンネル内通信線整備中、地下ピットのメタン濃度の濃い空気を吸い込み(推定)失神、すぐK医院に運ばれたが、危篤状態が続いている。

  午前11時55分頃、新店消防分隊に安康路の台湾電力KKの配線地下化作業で2名の作業員が意識不明との情報が入った。消防隊員が現場へ駆け込んだ時、作業員がメタン濃度の濃い空気を吸い込んで意識不明になったらしいとのこと。安康路地域の地下層は豊富なメタンガスが含まれている故、消防隊員はこれを根拠としてガス中毒と判断した。