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整理、整頓で効率15%増す

(資料出所:海外情報調査員報告 林熾昌)



(潤泰建設ブレコン等乾式施工法で汚染を減少)

潤泰建設事業団の責任者易力行は、「多数の現代人は伝統的建設業者を、不衛生、危険、不安全等の創造者であると悪名の印象を持っている。」と指摘している。しかし新世紀に直面する業者が積極的に企画し、効率時に環境の整理整頓、安全衛生の確保を向上すれば、 15%の効率が増すと語っている。

近年工事現場に積極的に安全衛生の促進に努力を尽くして来た潤泰建設は、先日の安全衛生検討会の議席の上で当該建設の成功した例を以て工事安全衛生と作業効率との関係を詳しく説明した。

易氏は、元来工事現場で操業している乾式施行法を事前に工場で済ませ、その既製品を工事現場へ輸送するプレ施行法を使えば、現場清潔、安全衛生の確保と共に工期も随分短縮出来ると語っている。 社会の進展に伴い、生活水準の向上は、 3Kの仕事に従事する労働者は必ず減って行く傾向になる。 業者はこの困難性に直面するには、乾式プレ工法を慎重に考慮すべきであろう。

易氏は、近年業界に信頼されている工法としては、上記の工法の他、太平洋建設が開発した石膏ブロック施工法、木枠後装工法が推奨されている。 此等の工法は工事現場の汚水の減少と材料加工の汚染の確保に大変助かると共に、環境の保護、人命尊重にもかかわってくる。

新たに新工法を導入の際、単に新品の導入にとどまらず、業者は一層工期、コスト、安全衛生、品質を考え、更に環境保護と人命尊重まで意欲を持たなければならないと語った。