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国際安全衛生センタートップ国別情報(目次) > イギリス 「HSEとみなさん(HSE and You)」

HSEはどのように皆さんの役に立つのか

それは皆さんがどんな方であるかによって違います(もし使用者あるいは自営業者の方々ならば、 「HSE−使用者との関係」のパンフレットが参考になります)。

  • 皆さんが勤務場所の危険やどのように保護されているかについて知りたいとお思いならば、皆さんの使用者が危険について説明する義務があり、必要な場合には危険に対処するために指示を与え、訓練しなければなりません。 従ってまず使用者に問い合わせて下さい。あるいは安全担当者、労働組合の代表者などに相談することもできます。
  • もし皆さんが使用者のために危険な目にあっている、または使用者が法的な義務を履行していないと思い、 それを使用者に指摘しても満足できる回答が得られない場合には、HSEに連絡するか、 または地方自治体が職場を監督している場合にはその自治体に連絡して下さい。
HSEはすべてのご連絡を厳格に秘密扱いにしています

調査を開始する前に、皆さんが問題についてできるだけ詳しい情報を提供して下されば、非常に役に立ちます。 HSEは提起された問題について、特に措置を取る必要がないと考える場合もあります。実際に皆さんの職場を調査、訪問する場合にも、皆さんの了承を得ずに、苦情を申し立てたのが皆さんであることを、使用者に知らせるようなことはしません。調査の終了後、その結果とHSEの取る措置について、皆さんにお知らせします。

  • 仕事のために健康が阻害されている、あるいは健康上の問題がある人々が職場に復帰する際に助言がほしいと思って いらっしゃるならば、近くのHSE地域事務所雇用医療助言部にご相談下さい。
  • もし一般市民の方が作業によって危険な目に遭い、あるいは危険なことに気付いた場合には、HSEに連絡するか、 または職場監督が実施されている場合には、監督している自治体に連絡して下さい。

皆さんがご存知のすべてのことをHSEにお知らせいただきたいと思います。 住所や電話番号をお知らせ下されば、後にご連絡を差し上げ、その後の経過についてお知らせします。 ほとんどすべての場合、最初の連絡をいただいてから10日以内に連絡をしています。もっと早い事例も多くあります。

  • 皆さんが労働安全衛生について、またはHSE自体について情報をお求めの場合には、 HSEは喜んでご質問にお答えし、または情報をお届けします。 HSEは多くの情報を無料で提供しています。HSE地域事務所、HSEインフォライン、情報センターなどにご連絡下さい。

また特殊な問題に関心を持たれる方にも、統計データ、調査報告書などをご提供しています。一部の出版物、サービスは有料です。ご連絡をいただいた時に詳しくご説明します。

HSEは皆さんのご意見をうかがい、お役に立つために最善の努力を尽くしています。