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2001/02年度のイギリスにおける死亡災害の統計
資料出所:HSE(安全衛生庁)発行「Statistics of fatal injuries 2001/02」
http://www.hse.gov.uk/statistics/causinj/wkrftl.pdf
(仮訳 国際安全衛生センター)
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5. 製造業における就業者の死亡災害
- 第11図: 製造業における就業者(被雇用者と自営業者)の
- 死亡者数と死亡年十万人率の推移

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被雇用者 |
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自営業者 |
-●- |
就業者10万人に対する率 |
- 2001/02年度は、就業者の死亡災害数は50件であったが、2001/02年度は47件であった。これらの数は1990年代の大部分の年より少なくなっている。
- 2001/02年度の被雇用者の死亡災害数は、2000/01年度の46件と同じにとどまっている。自営業者の死亡災害数は2000/01年度の4件から2001/02年度の1件に低下した。
- 就業者10万人に対する死亡率は2001/02年度は1.2で、2000/01年度と同じであり、1990年代初期より低くなっている。
- 2000/01年度と2001/02年度の就業者の97件の死亡災害のうち、18件は金属製品製造業であり、11件は食料品飲料製造業である。
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第12図: 製造業における被雇用者と自営業者の死亡年十万人率の推移

- (省略)
- (省略)
(参考:2001/02年度の率は僅か1件の死亡災害にもとづいて計算している)
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第13図: 製造業における災害の種類毎の死亡就業者数の推移

-●- |
動いている機械と接触 |
-▲- |
墜落・転落 |
-◆- |
飛来、落下した物体に打たれる |
-■- |
動いている車両に激突され |
- 通常、最も一般的な災害は「飛来、落下した物体に打たれる」であり、就業者の全死亡災害のうち2001/02年度で19%、2000/01年度で38%を占める。機械によって産出される物や用具が多くを占める。
- 墜落・転落による就業者の死亡災害数は2001/02年度には11件に増加した。それはそれ以前の3年間減少していた後に起きた。2001/02年度では、はしごからの墜落・転落4件、揚貨装置からの墜落・転落2件が含まれる。
- 動いている機械と接触することによる死亡災害の数は2000/01年度の11件に対し2001/02年度は10件と減少したが、動いている車両に激突される死亡災害数は1998/99年度からは減少傾向であったのに、2001/02年度は8件と増加した。
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