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2001/02年度のイギリスにおける死亡災害の統計

資料出所：HSE（安全衛生庁）発行「Statistics of fatal injuries 2001/02」
http://www.hse.gov.uk/statistics/causinj/wkrftl.pdf
（仮訳　国際安全衛生センター）

7. サービス業における就業者の死亡災害

2001/02年度には大規模又は様々のサービス部門で70件の就業者の死亡災害があったが、2000/01年度は83件、1999/2000年度は55件であった。件数は、2000/01年度に51%上昇した後、2000/01年度は16%低下した。
死亡災害の数は、1990年代には減少して来ているが2000/01年度は上昇している。2001/02年度に至る10年間雇用は着実に増加しており、その結果死亡災害の率は、1992/93年度の0.7から2001/02年度の0.3へと52%減少している。
最近の2年間死亡災害の90%は被雇用者である。2001/02年度は被雇用者、自営業者共に死亡災害の数は前年に比べて減少している。

第18図：　サービス業における被雇用者と自営業者の死亡年十万人率の推移

-■-	自営業者
-▲-	被雇用者

2000/01年度と2001/02年度の死亡災害数138件のうち48件は陸上運輸であり（道路および鉄道であるが道路交通事故は含まない）15件は下水と廃棄物処理で、12件は運輸活動を補助する倉庫保管と附帯業務および9件は自動車の修理とセールスである。
これらの業種は、サービス業の被雇用者の死亡災害の57%を占め、率として最も高い。
2001/02年度の自営業者の死亡災害率は、2000/01年度の0.4件から0.2に減少した。その率は毎年少しずつ変動しているが、全体的傾向として減少している。

第19図：　サービス業における災害の種類毎の死亡就業者数の推移

動いている車両に激突された死亡災害の数は2000/01年度の35件から2001/02年度は6件になり、83%減少した。2001/02年度より以前のほとんどの年が「動いている車両に激突される」が死亡災害の最も一般的な種類である。
2001/02年度は死亡災害の最も一般的な種類は「飛来、落下した物体に打たれる」である。この数は過去2年間1999/2000年度の7件から2001/02年度の13件へと増加している。これらは貨物車および機械部品等である。
（省略）