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第15図: 2001/02年度に於けるこれ迄に雇用された人についての業務に起因して、又は業務により増悪した疾病の自己申告による患者数及び疾病のタイプの推定値 |

- 2001/02年度に行われた自己申告制家庭調査(A self-reporting household survey
carried out in 2001/02 (SWI01/02))によると、英国では、現在又は過去の業務に於て業務に起因して、又は業務により増悪したと考えられる疾病に罹患している人の数は230万人と推定される。この罹患率は、新規及び継続両者を含んだ推定値である。
- 筋骨格系障害(骨、関節又は筋肉のトラブル)は断然報告の多い業務上疾病であり、これ迄に雇用された人で病気に冒された患者数は、1,126,000人と推定される。
- ストレス、うつ状態又は不安が第2番目に最も報告の多い疾病であり、これ迄に雇用された人で病気に冒された患者数は
563,000人と推定される。それに次ぐのが呼吸又は肺の疾患(168,000人)及び聴力問題
(87,000人)である。
より詳細については http://www.hse.gov.uk/statistics/pdf/swi3p5.pdf 参照
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第16図: 過去12ヶ月イングランドとウェールズで働いた人についての業務に起因して、又は業務により増悪した疾病の自己申告による罹患率及び疾病のタイプを1990年、1995年、1998/99年度及び2001/02年度について比較したもの |
- 最新の数字と、HSEの以前の3つのSWI調査の数字との比較は、限定された範囲(例えば過去12ヶ月働いた人に限定)を基礎として行われるべきであり、かつその基礎のもとに行われたのであるが、調査のデザインの違いによる影響がある。
- この比較は過去10年を超えて、自己申告による業務上疾病患者数の全体の率は低下して来ていることを示唆している。2001/02年度の率は1998/99年度の率よりやや高くなっているが、両年度共、1990年及び1995年の記録レベルよりも低い。
- ストレス及び関連した健康状態(主として心臓)の罹患率は長い間に増加を続け、現在は1990年の2倍になっている。
- 筋骨格系障害の罹患率は2001/02年度は1998/99年度より高くなっている。然し10年前よりは低い。
より詳細については http://www.hse.gov.uk/statistics/pdf/swi8p5.pdf 参照
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(第17図 省略)
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