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国際安全衛生センタートップ国別情報(目次) > イギリス HSE Safety Statistis Bulletin 1998/99
危険事態

1996/97年以降の危険事態統計は、1996年4月1日に1995年負傷・疾病・危険事態報告規則(RIDDOR95)が導入されたため、 それ以前の年の統計とは比較できない。統計に用いられる情報は危険事態のうち、限られた部分に限定されている。 危険事態のうち、報告されていない件数がどの程度あるのか、 報告率がどのように変わったのか、などについて推定できないので、事態の件数は注意して扱う必要がある。

1998/99年の概況

  • HSEに報告された危険事態の総数は前年よりやや増加し、10,128件と予想されている。

  • あらゆる職場で報告された危険事態のうち、25%が機械の持ち上げの失敗、13%が危険物質の放出に関連している。

  • あらゆる職場での報告された危険事態の総数はやや減少しているが、鉱山、採石場、輸送施設、海上事業所などでの報告された事態の件数はやや増加している。

(訳注)
”危険事態”については、RIDDORにて

  • クレーンの転倒
  • 爆発
  • 爆発、火災を引き起こした回線のショート
など23項目が定められています。



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