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ガスの安全

パイプまたは詰め替え式コンテナで建物に供給される可燃ガスによる事故の中で、死亡者または、 職場での事故後に特定の重大な負傷または状況をもたらしたものは、RIDDORに基づいて報告しなければならない。 これにはRIDDORの一般規定の対象となる負傷は含まれず、従って家庭で起きた事故が主になる。

1998/99年の概況


  • ガスによる事故で生じた死亡者数の速報値は48人で、1997/98年の最終値の36人より増加している。

  • 一酸化炭素中毒による死亡者数の速報値は、1997/98年の最終値の28人より増えて、37人になっている(注1)

  • ガスによる事故の中で、負傷を引き起こした総件数はやや減少している。 これまでの報告では、1997/98年の164件から152件になっている。

  • ガス関連事故による非死亡負傷者もやや減少している。 これまでの報告では、1997/98年の最終値232人に対して222人であった。

(注1)1998/99年に報告された一酸化炭素中毒による死者のうち2人は自殺であることが判明している。 この種の自殺者は1997/98年には1人、1996/97年には3人であった。それ以前の年の自殺者数は明らかではない。

統計の速報値はこれまでにHSEに報告された事故の統計で、最終値が確定した際には変更されることがある。


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