このページは国際安全衛生センターの2008/03/31以前のページです。
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筋骨格系障害(MSDs)
資料出所:HSEホームページ
http://www.hse.gov.uk/msd/index.htm
(仮訳 国際安全衛生センター)
筋骨格系障害(MSDs)は英国における最も一般的な職業性疾病であり、現在、英本国で毎年110万人に影響を及ぼしているものである。1995/1996年度におけるMSDsの社会的コストは57億ポンド(1995/1996当時の価格)にもなっている。
MSDsは筋、関節、腱およびその他の筋骨格系統の部分にも影響を与えるものである。MSDsを引き起こすリスクは商業から農業、健康サービス業から建設業までのすべての職場で実際に見出される。毎年、推定1,230万労働日が作業関連筋骨格系障害により失われている。
リスクを作り出す主な作業分野は以下のとおりである。
- 反復し、または重い物を持ち上げる
- 体を曲げたり、捻ったりする
- かなり頻繁に一つの動作を繰り返す
- 適切でない作業位置
- 強すぎる力を出す
- 休憩なしで長く作業する
- 反対の作業環境で交互に作業する(例えば暑いところと寒いところ等)
- 心理社会的要因(例えば高度の業務要求、時間的圧力、管理の欠如等)
- MSDsの徴候に対し迅速かつ十分な報告を受けず、かつ対応をしない
MSDsの防止についてのHSEの重要なメッセージは以下のとおりである。
- MSDsを防止するか、あるいは最小限にする対策をとることができる
- その防止対策は費用効果が高い
- 全てのMSDsを防止できるとは限らない。従って早期の徴候の報告、適切な処置および適切なリハビリテーションが大切である。
注:これに続くページ(省略)では、MSDsに関して重要な問題に取り組むためにHSEが実施していることを説明すると同時に、一連のMSDsに関する情報へのアクセスの方法を提供している。この情報は定期的に更新される。
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