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労働安全衛生を労働・年金省へ移管

資料出所: HSE 7月29日 新聞発表
http://www.hse.gov.uk/press/2002/c02035.htm

(訳 国際安全衛生センター)


英国首相はHSCとHSEの所管を労働・年金省(Department of Work and Pension, DWP)へ移管したと発表した。(訳注:従来は環境・運輸・地域問題担当大臣の下にあった。)労働・年金担当国務大臣は次のように言っている。

「労働災害・疾病を防止することは重要な仕事である。仕事を続けられるようにしたり、労災から業務に復帰できるようにしたりすることは本省の本来の目的である。DWPとHSEが協力したよい事例はたくさんあるし、HSC/HSEが移管されることによって、これはさらに発展するだろう」

HSE議長はこの発表を歓迎している。

「これはいいニュースだ。DWPと緊密に協力して働くのを楽しみにしている」

HSE長官は次のように述べた。

「HSEとDWPには協力できる部分が多い。特に就労不能となることを防止し、リハビリを促進することだ。既にある協力関係を基にさらなる発展がありうるし、新しい同僚とこの関係を深めていく」