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速報英国の有害廃棄物関連法規の改正による処理費用の増大と対策

資料出所:英国安全評議会(British Safety Council)発行
「SAFETY MANAGEMENT」2006年5月号 p.29-31(参照)
(速報作成 国際安全衛生センター)

掲載日:2006.08.24

2005年5月にイングランド、ウエールズ、北アイルランドにおける有害廃棄物規則が改正され、コンピューターモニター、蛍光灯などが有害廃棄物の対象とされた。このために処理に要する費用が大幅に増大し、これを節減することが、企業にとって一層重要な課題となってきた。

有害廃棄物処理費用を節減するにおいて、最も重要なのは、廃棄物の量を減少することである。廃棄物の量を減少させるための管理は、

  1. 廃棄物の流れの把握 
  2. 分類(法規およびコストの両面から)
  3. 発生源における削減手段の検討 
  4. 削減手段の採用 
  5. 処理および廃棄における分別。

の5ステップにより行うことが推奨される。

また、廃棄物の管理における優先順位としては、

  1. 発生の防止
  2. 減量
  3. 繰り返し使用
  4. 回収・リサイクル
  5. 責任を明確とする。

ことが挙げられる。

英国環境庁は、このような管理に関する手引き書などをウエブサイト他で提供している。

関連情報
英国環境省ウェブサイト:
     新しいウィンドウに表示します廃棄物
     新しいウィンドウに表示します同有害廃棄物の定義と分類に関する解説PDF[623KB]
HSEウェブサイト:
     新しいウィンドウに表示します廃棄物処理産業の安全衛生