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資料HSEの実効あるリスクアセスメント/マネジメントに関する資料

HSE [イギリス安全衛生庁]
(仮訳 国際安全衛生センター)

掲載日:2008.03.25

実効あるリスクマネジメントの原理 [ 原文 ]

  1. 以下が、実効あるリスクマネジメントである。
    • 労働者と公衆の適切な保護を確実に行う。
    • 起こるおそれが大きく、重大な損失を招く、現実に存在するリスクの防止に焦点を置く。その費用は、社会全体として適切な範囲とする。
    • 革新と向上をうながすものとする。
    • リスクをもたらす人々が、その管理に責任を持つことが必要であり、管理の欠陥があるとき、事態が悪化するということを確実に理解させる。
    • 個人の各々が、自己の権利を主張するのと同じように、責任を果たすべきであることを理解させる。
  2. 以下は、実効あるリスクマネジメントではない。
    • リスクがまったく存在しない社会を作ろうとする。
    • 無駄な書類の山を築く。
    • リスクが些細であっても、誇張したり、喧伝して人々をおびやかす。
    • リスクをおそれて、本来必要なレクリエーションや学習活動をさまたげる。
    • 損害や苦痛を生ずる現実に存在するリスクの防止を阻害する。

この「実効あるリスクマネジメントの原理」は、ビル・キャラハン英国安全衛生委員会(HSC)委員長により、2006年8月に打ち出されたものである。

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