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爆発事故の予想死亡者数を推定する新方式
S. Carol, J.A. Vílchez, J. Casal
Centre d' Estudis del Risc Tecnológic (CERTEC) Universitat Politécnica
de Catalunya - Insititut d' Estudis Catalans Diagonal 647, 08028 Barcelona
Catalonia (Spain)
資料出所:Elsevier Science発行 「Safety Science」 Vol.39, No.3, 2001年12月
p.205
(訳 国際安全衛生センター)
要約
本論文は固定施設における爆発事故による予想死亡者数を、爆発する可燃物の量の関数として、推定する新しい方法を提示したものである。マーシャル(1977)(*)が提案した手順は、グループ化されていないデータのばらつきが大きいことから、限度があることが再検討によって分かっている。本論文で提案する新たな方法は、爆発時に関係すると想定される物質の量を基礎として、過去の事故分析を応用しながら、考えられる最大の死亡者数と、死亡者数毎の発現確率を推定するものである。この方法では、激しい爆風を直接の原因とする死亡者数だけでなく、熱の放射や飛来物の衝撃による死亡者数も考慮に加えられていることを指摘しておきたい。
(*)V・C・マーシャル、1977年「爆発と毒物流出の致死性」ケミカル・エンジニア、1977年8月、573-577ページ。
*「Safety Science」のホームページ:http://www.elsevier.com/locate/ssci
*「ScienceDirect (tm)」のホームぺージ: http://www.sciencedirect.com
本文は省略しabstractのみ紹介していますが、この記事の出典(英語:全文)は国際安全衛生センターの図書館でご覧いただけます。
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