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OSHAはエルゴノミクス関係の諮問委員会の構成を発表
OSHA ANNOUNCES FORMATION OF NATIONAL ADVISORY COMMITTEE ON ERGONOMICS

資料出所:OSHAホームページ
「OSHA Trade News Release」(April 30, 2002)
原文はこちらでご覧になれます

(仮訳:国際安全衛生センター)



ワシントン発−−OSHAは、エルゴノミクス関係の諮問委員会の構成についてその詳細を発表した。 この委員会は、職場のエルゴノミクス関係の災害の減少を目指すOSHAの包括的なアプローチの一部である。

「エルゴノミクス関係の傷病の減少を目指す4つの方向−−ガイドライン、研究、教育活動と支援、監督指導等−−は、この委員会のメンバーの経験と専門技術から得るところが多い。私は、委員会が、これらのタイプの災害の減少を促進するものと期待している」と担当者は語った。

委員会は、業種・職種別のガイドラインやエルゴノミクスについての既存の研究のギャップの判定および職場へのエルゴノミクス原則の適用、 研究および活動のニーズ、 防止方法の周知、およびエルゴノミクスの価値を事業者と労働者に伝達するための援助方法、そして、エルゴノミクスの問題において関係者の間のコミュニケーションを増大させるための方法について、いろいろな情報を提供する。

「既存の研究のギャップを判定することは、この委員会の重要な役割です。 私達は、NIOSHのような政府研究機関と協力して、このギャップを埋め、私達すべてが働くことができるより完全な研究コミュニティーをつくりあげることを期待します。」

NIOSHの責任者は、「OSHAや私達の他のパートナーとともに、NIOSHは、健全な科学をこのプロセスにもたらします」と語る。 NIOSHは、米国保健福祉省の労働安全と健康のための米国疾病対策予防センター(CDC)のもとにある国立研究所である。

委員会は15人のメンバーから成り、専門性およびエルゴノミクス問題の経験により選任される。 OSHAは委員会に利害関係者からの候補登録を受け入れる。 委員会は労働安全衛生担当の労働次官補に報告書を提出する。 任命手続の詳細は、2002年5月2日の連邦公報(Federal Register)に掲載されている。