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NIOSHが、乳ガンがエチレンオキシドの暴露とリンクしているという研究を発表
資料出所:NIOSH eNews
September 2003 Volume 1, No.5
原文はこちら
(仮訳 国際安全衛生センター)
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NIOSHが最近発表した研究によると、殺菌剤として使われるエチレンオキシドと女性の乳癌発生のリスクとの間に関連が示唆されている。7,578人の女性について調査した結果、もっとも高いレベルでエチレンオキシドに暴露された人に、通常の2倍近くの発生率の乳癌が見られた。この調査結果は、科学者がはっきりとした関連性を明らかにするための調査を行う上で役立つであろう。エチレンオキシドは、長いこと職業性発癌物質の可能性があるものに分類されており、過去の研究から動物実験では乳房の腫瘍を起こすと言われていたが、人への影響に関しては、その証拠は限定されていた。この新しい研究内容は、「 Cancer, Causes, and Control 」(2003; 14: 531-539)でレポートされている。より詳細な情報については、Elizabeth Whelan eaw0@cdc.gov にコンタクトされたい。
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