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1990年から1999年までのアメリカ建設労働者の有害物吸入による死亡

資料出所:The Journal of Occupational and Environmental Medicine
Vol. 44, No.7, July 2002

(抄録 国際安全衛生センター)



1990年から1999年までのデーターの解析によると、建設労働者の有害物吸入による死亡の割合は割と少ない。建設労働者の中毒死87件を解析すると、すべて有害物の吸入に帰する事が出来る。窒息が一番多く、大半は閉塞空間で起きている。上水道,下水道、電力ラインで働く労働者が中毒死のリスクが高い。
 然しこれは防ぐ事が出来る。OSHAの「建設労働者を保護するための閉塞空間における安全標準」は特に上水道、下水道、電力ライン等の建設に従事する労働者を救うのに役立っている。燃料を使用する動力機械を室内で使用する場合の死亡事故防止には、労働者の教育、給気式呼吸保護具,一酸化炭素検知機等が役立っている等のことが、解析データーによって示されている。



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