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ベトナムでJISHAの労働安全衛生セミナー
日本の中小企業での経験を学ぶ
資料出所: ベトナムNILPニュースレター 2000年6月号
(訳 国際安全衛生センター)
ベトナムと日本の間の実際的な労働安全衛生に関する理解と交流を引き続き深めるために、ベトナム国立労働保護研究所(NILP)は日本の中央労働災害防止協会(JISHA)の協力を得て、1999年11月24,25の両日、ハノイで「日本の工業化と近代化初期における中小企業の労働安全衛生」セミナーを開催した。
日本からの講師陣は小林雅巳(株式会社タチ製作所営業部取締役部長)、伊貝星治氏(株式会社イチテック代表取締役社長)、戸田進氏(JISHA国際協力課長)で、ベトナム側は政府機関、企業、労働組合などの関係者24人が出席した。工業化と近代化の初期における中小企業の労働安全衛生に関する緊急で重要な問題についての講義が日本側、ベトナムNILPから行われ、参加者はすべてのテーマについて活発に意見を交換した。
セミナーは成功を収め、ベトナムの中小企業の労働安全衛生を向上させ、関心を高めるための管理職、従業員、事業者などの意識向上と経験の獲得に役立った。
日本代表団はベトナム滞在中にハノイやホーチミン市の企業を訪問し、ベトナムでの生産現場の実状と労働安全衛生活動について視察した。
NILPとJISHAの協力活動は労働安全衛生、作業条件や環境の改善、労働者の健康などの分野における日本の貴重な経験を学ぶ機会をベトナムの関係者に与えた。さらにベトナムと日本、特にNILPとJISHAとの協力関係と相互援助の強化、発展に寄与することになった。
(ダン・ディン・チ、NILP、ハノイ)
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