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労働安全衛生分野に関する1996〜2000年の科学および技術活動
国家テーマ KHCN 11.07
労働者の健康面に害を及ぼす公害リスクの抑制、阻止、対処を実施するための戦略
および基本対策の策定に関する研究
Le van Trinh博士
国立労働保護研究所(NILP) 所長代理
これは、国家科学技術計画である「地域衛生面の保護および改善」に基づいた国家の科学研究テーマであり、ベトナム政府は、国立労働保護研究所(NILP)直属のベトナム労働総連合(VGCL)を、実施機関として任命した。このテーマを扱う事務局長は、ベトナム労働総連合(VGCL)の常任副会長兼国立労働保護研究所(NILP)理事のNguyen
An Luong教授である。このテーマの実施に携わる主な協力機関は、ハノイ医科大学、労働環境衛生研究所(保健省)、軍医科研究所であり、教授、助教授、科学博士、科学修士、医学博士、技師が30人以上参加している。
このテーマの目的は、以下の3つである。
- 一部特定の工業地帯、新製品生産地区、および新技術を扱う軍関連の企業における労働環境の汚染、健康状態、病気、疾患、事故に関して、業務上の危険要因や状況を評価すること。
- 労働者の健康に有害で、慢性病、中毒症、職業病、事故を引き起こす原因となる労働環境の汚染リスクの抑制、阻止、対処を実施するための基本的な対策を提案すること。
- 国が工業化や近代化を進めている期間の労働安全衛生に関して国家戦略を立案すること。
KHCN 11.07プロジェクトのワークショップ
局所排気装置の効率性測定・評価
上述した3つの目的を達成するために、以下の5項目の事業に基づいて、5つの主な研究が実施されている。
- 新技術を扱う特定の職業や製品に携わる労働者に対して、労働環境汚染、病気、衛生面、事故、職業病の状況を調査し評価すること。
この項目は、ハノイ医科大学の協力のもと、国立労働保護研究所(NILP)が実施している。
- 新技術を扱う特定の軍関連企業に携わる労働者に対して、労働環境汚染、病気、衛生面、事故、職業病の状況を調査し評価すること、また、新たな職業病の阻止、排除、削減を行うための対策を提案すること。
この項目は軍医科研究所が実施している。
- 新技術を扱う特定の新たな経済貿易に携わる労働者に対して、労働環境汚染、病気、衛生面、事故、職業病の状況を調査し評価すること、また、新たな職業病の阻止、排除、削減を行うための対策を提案すること。
この項目は労働環境衛生研究所が実施している。
- 労働者の健康に有害で、慢性病、職業病、事故を引き起こす原因となる労働環境汚染の汚染リスクに対して、抑制、阻止、対処を実施するための基本対策を研究し提案すること。
この項目は建造省および建設業界と協力して、国立労働保護研究所(NILP)が実施している。
- 国が工業化や近代化を進めている期間の労働安全衛生に関して、国家戦略を計画すること。
この項目は国立労働保護研究所(NILP)が実施している。
過去2年間に着手した活動の一部を以下にあげる。
- 科学セミナーを2回開催し、計画の枠組みに準じて、科学ワークショップでプレゼンテーションを実施。
- 工業関連の輸出処理、工業地帯、軍関連の工業地域、および新技術を扱う特定企業から約200社に、調査、評価、健康診断を実施。
- 労働条件、環境および労働者の衛生面に関するアンケートを4000部配布し分析。
- 経過報告書を4部作成し、項目(i)、(ii)、(iii)を完了させる。
現段階では、慢性病、中毒症、職業病、事故を引き起こす原因となる労働環境上のリスクに対して、抑制、評価、対処、阻止を目的とした広範囲に及ぶ対策が実施されている。
テーマの目的は、政策、規制、行政、管理に関する対策から、ベトナムの環境や状況における科学基盤や実現の可能性に基づく抑制対策や予防対策に及ぶ、包括的な対策を策定することである。規制、奨励案、戦略、実施計画などの文書は全て、正当性、科学的基本要因、法的基本要因に準じていなければならないのみならず、ベトナムにおける工業化や近代化を進めている期間の実質的条件に適していなければならない。
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