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NILP所長代行 Le Van Trinh博士 1994年にNguyen An Luong博士および産業医科大学医学部衛生学教室(UOEH、北九州市)の松田教授らが中心となって着手した日越共同研究プロジェクトは、その後も定期的に計画・実施されている。これらの研究プロジェクトのテーマは、NILPが提示するベトナム国内産業における課題に基づいて決定されてきた。研究方法は日本側が提案し、現地調査および測定・分析は両者が共同で実施する。この共同研究により、各プロジェクトで得られる成果や研究方法の質が以前よりも遥かに向上した。 NILPは日本産業安全研究所の協力を得て「高輝度が労働者の健康に及ぼす影響の評価」プロジェクトを進める一方で、UOEHとは1999〜2000年にかけて別の共同研究プロジェクト「Quang Ninh炭鉱の環境が労働者と周辺住民の健康に及ぼす影響の評価」-VJCP 99.03を実施する。 採炭作業による環境汚染と労働者および周辺住民の健康との関連を調べるため、このプロジェクトでは炭鉱Coc6 (開放している炭鉱)を現地調査の対象とした。 調査方法:
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