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第21回研修 |
「ゼロ災(KYT)活動」(ベトナム語) |
Dr. Vuong Nam Dan
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(要約 国際安全衛生センター *原文(英語)はこちら)
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途上国向けに作業者の心の問題を扱ったセミナーを開催してほしいと思っております。
今や安全衛生についての問題はあらゆる国において関心が高く、特に途上国においてはなおさらであります。
今回セミナーに参加しまして、安全衛生に関することがらが非常に奥が深いものであると感じました。また全てのトピックスが現場の作業者の役割やこころの問題に触れておりました。
まさしく問題は、労働災害を引き起こす要因を作業者が見落としていることだと私は思います。危険予知活動(KYT)もそのところをうったえていました。
生産技術に関していえば、そこには一定の決まりがあり、事故の要因は比較的分かりやすい、粉じんや有毒ガスであったりします。
しかし心的要因というものは、周囲の状況によって常に変化します。それは自国の社会や家族、経済の状況、また規則などのことであります。これらにわれわれがきちんと対処していかないと、労働災害が起こることになりかねません。
そこで毎朝の朝礼は興味深いものでした。朝礼では、その日の作業内容や作業者の体調などを確認できるという点ですぐれていると思いました。さらに管理監督者が前日の安全点検についての結果を作業者に報告できる場でもありました。
近い将来、製造業の管理監督者向けの心理学的なコースを実施していただきたいと思います。ありがとうございました。
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