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ILO

安全衛生に関係するILO条約およびその概要

作業環境(空気汚染、騒音、振動)(1977年 第148号条約)

正式名は「空気汚染、騒音および振動に起因する作業環境における職業性の危害からの労働者の保護に関する条約」という。

この条約は、空気汚染、騒音および振動に起因する危険から労働者を保護するためのもので、すべての経済活動部門に適用されるが、 関係労使団体と協議のうえ前記の三つの部門別に適用することができる。

「空気汚染」とは、健康に有害な物質またはその他の危険 物質に汚染された空気、「騒音」とは、聴力の揖失をもたらすような危険な音、「振動」とは、固体構造物を通じて人体に伝わる振動 で健康に有害なもの、をいう。

権限のある機関は、この条約の実施のため代表的労使団体と協議し、国内法令は、これらの危険の防止、抑制、保護のための措置を 規定するものとされる。

同時採択の補足的勧告(第156号)がある。

批准=38