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速報地球規模における職業性傷害の発生状況

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Safety Science 44(2006)137-156
(速報作成 国際安全衛生センター)

掲載日:2007.06.19

ILOの前安全衛生部長で、現在は欧州安全衛生機構長官であるタカラ博士は、WHOによる事業の一環として地球規模における職業性傷害および疾病の発生状況などの推計に関し力を注いできた。

このうち175ヶ国を対象とした傷害に関する統計がSafety Science誌に掲載されている。

災害件数は、特に開発途上国において過小に報告されることが多いため、地域などによりグループ区分した上で、1998年における各国ごとの被雇用者数、死亡件数、休業3日以上の件数、10万人率などを推定している。

全世界の合計では、死亡35万件、休業3日以上2億6千4百万件となっている。掲載されている各国の数値のごく一部を以下に示す。
国名 被雇用者数
(×106
死亡件数 10万人率 休業3日以上件数
(×103
10万人率
アメリカ 131 6821 5.2 5205 3959
ドイツ 36 1287 2.2 982 2729
イギリス 27 225 0.8 171 632
インド 420 48176 11.5 36765 8763
中国 700 73615 10.5 56179 8028
ロシア 64 6974 11.0 5322 8368
(日本) 65 2077 3.2 1585 2434
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