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タンクローリーの転覆事故による消防士の死
資料出所:National Institute for Occupational Safety and Health (NIOSH)
発行
「HAZARD ID HID14」
(訳 国際安全衛生センター)
原文は
こちら(NIOSHのホームページへのリンク)
Description of Hazard
タンクローリーあるいは補給車として知られる移動式の給水車両は、水道
がない地域や給水設備が不十分な地域への水の運搬に広く使用されている。毎年、ア
メリカにおける消防士の死亡のおよそ20%は、自動車に関わる事故によるものである
。これら自動車事故のなかでもタンクローリーに関わるものが最も多い。1977年から
1999年の間に、63件のタンクローリーが絡む事故で73人が命を落とした。このうち、
49件の事故による54人の死亡は、タンクローリーの転覆事故(衝突ではない)、6件8
人の死亡はタンカーが道路から飛び出したことによるもの(衝突ではない)だった。
この他のケースは、他の車両との衝突事故が7件で10人死亡、静止物体との衝突で1
人が死亡している。[NFPA2000]
タンクローリーの運転手は、タンクローリーが乗用車に比べ、制御が難しいこと
をよく知らないのかもしれない。タンクローリーは乗用車に比べ停止するまでにかな
り長い距離を要する。タンクローリーは相当の重量があり、そのエアブレーキシステ
ムも、より小さな乗用車で使用されている油圧式/機械式ブレーキシステムに比べ、
作動するのに時間がかかる。その効果はタンクローリーが運んでいる水の量と、タン
クローリーに調節装置がついているかどうかにも影響される。
この記事は
Description of Hazardの部分のみ紹介していますが、
出典(英語:全文)は 国際安全衛生センターの図書館が閉鎖となりましたのでご覧いただけません。
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