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NSC発行「Safety + Health」2006年1月号
最高裁:企業は、個人用保護具の着用時間に対し、賃金を支払うべし |
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ワシントン − 最高裁判所(Supreme Court)の11月8日付の裁定によると、企業は、工場の労働者に対し、防護服の着用時間および職場への歩行時間に対する賃金を支払わねばならない。
最高裁は、事業者は、着替えに要する時間に対して賃金を支払う義務はないものの、「必要不可欠な」防護服の着用と生産現場への歩行時間に対しては、賃金を支払うべきであると、満場一致で裁定したと発表した。今回の裁定は、ワシントン州パスコ(Pasco)の食肉加工工場をめぐり、第9巡回裁判所(9th U.S. Circuit Court of Appeals)が下した、労働者側に有利な判決を支持するものである。
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