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NSC発行「Safety + Health」2006年2月号

産業特集


 サービス業

調査報告:救急医療サービス提供者、5人に4人は業務上負傷

 マサチューセッツ州クリントン − 全米救急医療技術者協会(National Association of Emergency Medical Technicians: NAEMT)が発表した調査結果によると、救急医療サービス提供者は、5人中4人の割合で、業務の結果、なんらかの傷害あるいは症状を経験している。

 この調査には、NAEMTの会員1,356人が参加した。おもな調査結果は、次のとおりである。

  • 救急医療サービス提供者の52%は、患者から暴行を受けたことがある。
  • 救急医療サービス提供者の50%は、感染症にばく露したことがある。
  • 47%は、救急医療サービスに従事しているとき、腰痛を患ったことがある。
  • 21%は、患者から疾病を感染したことがある。
  • 21%は、業務上の第1の懸念事項として、自身の安全を挙げている。