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NSC発行「Safety + Health」2006年3月号
掲載日:2006.09.20
産業特集

農業

NIOSH、若年者傷害データで、ヒスパニック系経営者の農場に着目

 アトランタ― 国立労働安全衛生研究所(NIOSH)はこのたび、幼少期農業傷害予防イニシアチブ(Childhood Agricultural Injury Prevention Initiative)から、ヒスパニック系経営者の農場での2000年の若年者の非死亡傷害データを発表した。

全米各地の少数民族出身農場経営者の調査から引いたデータによると、2000年には、20歳未満の労働者366人が、ヒスパニック系経営者の農場で負傷したことが判明した。傷害の原因としては、墜落・転落、動物やATV(全地形型車両)などの車両が挙げられる。調査チームはまた、ぜん息を患う若年者1,299人が、このような農場で生活していると推定した。

  データをダウンロードするには、www.cdc.gov/niosh/docs/2006-109(別窓)を開かれたい。